なんばーわん ページ6
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俺がそう呟くと、一瞬俺を見て固まった
だか、すぐに「わっはっは!」と 笑いながら俺の背中をバシバシ叩きながら目の前のやつは言った
?「そーいやぁ、俺の事なんも言ってねぇな!
俺は、西谷夕。バレーのポジションはリベロだ!
よろしくな、来栖!!」
笑顔で告げる、ニシヤ?に説明が断片的だな…と顔を顰めたものの、こいつが何故俺を知ってるのかは、分かった
バレーのポジション。と言ってると言うことは、もちろんニシヤ?もバレーをしてるのだろう
一応、稲荷崎は強豪だし、スタメンだった俺の事を知る確率はあったかもしれないんだけど……
貴『なぁ、ニシヤ。稲荷崎の妖狐って……なんだ?』
俺がそう聞くと、ニシヤは「信じられない…」と言うような表情をし、目をかっぴらいて固まった
こいつ、さっきから何回 固まるんだよ……なんて場違いなことを考えていたら、急にドンッと肩に衝撃が来た
貴『……うぉっ?!』
急に来た衝撃のせいで、倒れそうになったが、不幸中の幸だと言うのか、後ろが壁だったおかげで倒れることは無かった
だか、倒れることは無かったにしても、凄いスピードで背中を壁に打ち付けたから、それ相応の痛みはくる
軽くイラつく俺なんて、知らないかのように衝撃を与えた人物は、俺に叫ぶように話し始めた
西「お前、自分のことなんもしらねぇの?!
稲荷崎の妖狐と言ったら有名だろ?!」
近くで大声を出されて、顔を顰めるもニシヤには効かないようだった
貴『有名…なのか??稲荷崎の妖狐なんて、俺 初めて聞いたぞ。それになんだその厨二チックな名前』
『まるで俺が厨二病のやつみたいじゃねえかよ…』なんて、嫌悪感を隠さずに口に出すと、ニシヤが「はぁ?!?!?!」と、怒鳴ってきた
西「お前ッ!稲荷崎の妖狐って、めちゃくちゃカッコイイじゃねぇかよ!!!
それにな!お前が稲荷崎の妖狐って、呼ばれるのはお前のプレーがすげぇからだぞ!!!」
貴『……俺のプレー?
ってか、俺ってそんな有名なのか???』
俺がそう尋ねると、ニシヤは物凄い衝撃発言をした
西「そりゃ、超有名だ!!
まだ高1なのに、高校バレー界NO.1セッターだなんて言われてた奴なら、有名にもなるだろ!」
貴『…………まて、頭がついて行かない』
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雷 - 更新が… (2022年8月16日 18時) (レス) @page6 id: 1c759860fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薔薇 | 作成日時:2020年7月24日 16時