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黒side
集合時間を間違えて、結構早く着いてしまった俺は、いつの間にか寝ていたらしく、京本が起こしてくれた。
元々｢不仲｣と呼ばれていたこともあって、起きた時に京本がいた事に少しびっくりしたけれど、寝起きの俺は、｢なんか起こしてくれたんだなぁ｣くらいにしか感じなかった。
起こしてくれて、最初に言うべき言葉は｢ありがとう｣だとは思っていたが、そんなことも考えきれなかった俺は、｢おはよう｣と発した。
…その結果、これである。
少したって､京本に｢起こしてくれてありがとう｣と言いに行ったら。
京「ねぇ、北斗。…俺、好きになった」
…誰を!?って、最初は思ったよ。
北「…好きになった、って、誰をだよ？」
そしたら、コイツ、こんなこと言ったんだ。
京「俺、さっきの｢おはよう｣で北斗のこと好きになった！！」
北「…は？」
俺が咄嗟に言った｢おはよう｣で、京本を好きにさせてしまった？
京「だからさ！俺、絶対北斗に俺の事好きにさせるから！」
京本が言うに、もうすぐ俺は、京本のことを好きになるらしい。
…面倒なことに巻き込まれた。
北「ねぇ樹…助けてよ…」
樹「ええー？せっかくきょもほくなのに！いいじゃん、きょもに好きになって貰えたんだよ！？」
北「…てか、俺のどこがいいんだよ…」
すると。
京「可愛い、ふわふわしてる、子犬みたい、ぽわぽわしてる…取り敢えず可愛い」
…聞いていたらしい。
北「…可愛いって…」
京「ほんと､可愛い。抱きしめていい？」
…はぁー？
北「いいわけないだろ」
京「なんでだよ、嫌な理由でもあるの？」
…何も言えず、無言で固まる俺を見て、京本は嬉しそうに笑い、俺の体を包み込んだ。
北「っちょ、京本!?」
ジ「ヒューヒュー♪」
慎「きょもったら、大胆〜♡」
樹と�眞呂�､ニヤニヤしながら写真撮ってるし…。
てか、京本って意外と力強いんだな…｡
抜けようとしても、簡単には抜け出せない。
北「…離してよ…」
そう言いつつも、少しだけ、優しく抱きしめてくれる京本に気を許していたところもあった。
京「しょーがないなぁ…」
ようやく離してくれた京本は､俺の顔を覗き込んで、優しく笑った。
京「どう？俺の事、好きになった？」
北「っな、なるわけねーだろ！？」
慎「あらあら、焦っちゃってー♡」
俺の反応を見た京本は、満足したように俺の目を見て、こう宣言した。
京「多分この感じだと…2週間後には、好きになってくれるね！」
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まゆこ(プロフ) - Twitterのアカウント作ってください！フォローさせていただきたいです！ (2020年10月19日 23時) (
レス) id: 32aadfa2df (このIDを非表示/違反報告)
godstar20140423(プロフ) - Twitterのアカウント作ってください！絶対フォローします！！！ (2020年10月19日 21時) (レス) id: 9bf78fb7bd (このIDを非表示/違反報告)
えみりい(プロフ) - いえいえ！これからも楽しく読んでいただけると嬉しいです！ (2020年8月7日 15時) (レス) id: 0664655268 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - ありがとうございます！楽しみに待ってます！ (2020年8月7日 2時) (レス) id: c74c8bca06 (このIDを非表示/違反報告)
えみりい(プロフ) - リクエスト嬉しいです！ありがとうございます！書いてみますね！ (2020年8月6日 21時) (レス) id: 0664655268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみりい | 作成日時：2020年5月3日 16時
