打ち上げ準備 ページ48
Aside
寮へ先に帰って来たはいいものの食材何があるんだ？
作ると言っても食材がなければ意味が無い。
取り敢えず勝手に申し訳ないが先にご飯を炊いてしまおう。
炊飯器よ頑張って早炊してくれ！
ご飯の用意をしている間に冷蔵庫の中身を拝見させてもらう。
幸いオムライスの具材はあったので準備に取り掛かった。
といっても具材を細かく切るだけであって直ぐに終わってしまう。
ご飯が炊きあがるまではまだ時間があるのでその間にサラダやスープを作っていこう。
まぁパーティーっぽさは無いが許してくれ。
なんて考えながら料理を進めていると続々と皆が帰ってきた。
臣「Aさん、お待たせ。何か手伝うことあるか？」
「ありがとう臣くん。じゃあこのサラダお願いしようかな？」
臣「了解」
といって手際よく野菜を切って盛り付けていく。
「やっぱり臣くん手際いいね」
臣「ん？そうか？まぁずっとやってきた事だし好きだからなぁ」
「将来いい旦那さんになりそうだねぇ〜」
臣「！！そ、そうか？Aさんにそう言って貰えると嬉しいな。っとご飯炊けたみたいだぞ？」
と言って炊飯器の方へ行く臣くん。
なんて可愛い子だ。
うっすら耳が赤くなってた事は私だけの秘密にしておこう。
「よっし！じゃぁ作りますか！臣くんはゴメンだけど他にオカズになりそうな物お願いしといてもいい？」
臣「ああ、分かった」
臣くんが返事をくれたので早速取り掛かる。
人数が多いので個人個人に今から作るのもアレなので大皿に何皿か作って取り分け方式にしよう。
少しパーティーっぽさも出るだろ。
大量のチキンライスを作り5皿分位に分ける。
いろいろ楽しめる様に何パターンかのオムライスを作った。
まぁこんだけあれば大丈夫でしょ。
臣「おお、凄い美味しそうだな！」
「え、ほんと？良かった。臣くんにそう言って貰えて」
臣「こっちも出来たぞ」
そういった臣くんの方を見るとこれはまた美味しそうな物ばかり。
「･･･参りました」
臣「ええ、何がだ！？」
うん、もうちょっと料理頑張るね。
なんて思いながらスープを個人個人に盛り付けていく。
皆が運んでくれたおかげで楽できたわ。
ありがとう。
そしてふとさっきまでいた左京さんが居ないことに気付く。
多分いづみを呼びに行ったんだろう。
応援すると決めたからにはこの胸の痛みには気付かないフリをしておこう。
そう決め準備をしてくれている皆のもとに歩いていった。
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なつ(プロフ) - ASAHIさん» ありがとうございます！凄く励みになります！これからも、つたない文章ではありますがよろしくお願いします！ (2021年6月20日 17時) (
レス) id: 8769634797 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - 初コメ失礼します！すっごく好きです！これからも頑張ってください！！ (2021年6月20日 16時) (レス) id: eadd94c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2021年6月13日 11時
