嫌がらせ ページ34
Aside
何故か最後に寮での反省点についてまで参加させられた。
なんかいつもこうなるな。
万「以上、ミーティング終わりっと」
あ、おわった。
い「明日の為に今日は早めにゆっくり休んでね」
太「じゃ、俺っち先に寝よっと」
万「もう寝んのかよ、早ぇな」
太「今日の通し稽古でちょっと疲れちゃったからさ」
左「･･･ちゃんと休めよ」
い「また明日ね。おやすみ」
太「･･･おやすみッス」
「･･････」
太一くんの違和感が消えないまま部屋を出ていくのを見ていると臣くんが声を出した。
臣「あ、これ持ってきちまってた」
い「衣装のアクセサリー？無くすと大変だから私戻してくるよ」
臣「悪い、頼む」
「私もついて行こうか？」
い「うんん、大丈夫！」
「そう？じゃあグラスとか片付けたら帰るわ」
い「ありがと！じゃあちょっと行ってくるね」
そうして出ていった数分後慌てたいづみが勢いよく入ってきた。
い「みんな、大変！！」
ビックリした。
もう少しで拭いていたグラス落とすところだった。
万「どうしたんだよカントクちゃん？」
左「お前それ･･･」
様子が気になり拭き終わったグラスを置くとみんなの所に戻った。
するとそこにはボロボロになった衣装を持ったいづみが立っていた。
十「誰がこんな事を」
万「なぁこれ、衣装のポケットに入ってた」
万里くんが持っている紙を見るとそこには(舞台を中止シろ)と書かれていた。
幸「ーーちょっと何それ？」
い「幸くん」
そうだ衣装は幸くんが作ってるって言ってたな。
幸「･･･許せねぇ」
万「せっかく幸が作った衣装、こんなにするとかマジありえねぇ」
十「犯人は見つけたらぜってぇ殺す」
万「だな」
と珍しく意見の合うふたり。
左「それよりどうすんだ。明日のゲネプロ」
い「どうしよう。何か代用出来る衣装で」
幸「監督、1日だけ待って、作り直す。絶対に本番に間に合わせるから」
い「でもーー」
幸「半端な衣装で舞台立たせたりしない。こんな嫌がらせに負けてたまるか。絶対完璧な衣装で舞台立たせてやる」
い「わかった、支配人、公開ゲネプロは中止で至急連絡お願いします！」
支「は、はい！」
そういうと慌ただしく支配人の松川さんは部屋を飛び出していった。
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なつ(プロフ) - ASAHIさん» ありがとうございます！凄く励みになります！これからも、つたない文章ではありますがよろしくお願いします！ (2021年6月20日 17時) (
レス) id: 8769634797 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - 初コメ失礼します！すっごく好きです！これからも頑張ってください！！ (2021年6月20日 16時) (レス) id: eadd94c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2021年6月13日 11時
