再会 ページ18
Aside
･･････なんでこんな事になっている？
現在私AAはMANKAI劇場にお邪魔しております。
いやいや、つい何日か前に何かちょっとカッコつけて別れたばっかりだよ？
確かに何かあったらいつでも連絡して的な事は言いましたけど、まさかこんな短いスパンで来るとは流石に思ってないよ。
てか何するか聞かされてもないし、まず自分が居ることに皆違和感を持ってくれ。
と思っていたのが30分ほど前のこと。
そして大人しくイスにちょこんと座っていると何と秋組オーディションをすると伝えられ
い「Aにも立ち会ってもらって一緒に見極めて欲しいの！」
と言われたのが15分前のこと。
そして現在、自分が座っている頭上位でヤンキー2人が喧嘩しております。(ワンレンボーイが一方的に絡みに行ってるように見えるがな)
大変うるさいでございます。
周りがアワアワしているのをよそに一向に止まる気配を見せない喧嘩にだんだん苛立ちが募ってきた。
「･･･いや、うっせーよ！さっきから人様の頭上でずっと喧嘩してんじゃねーよ！他所でやれ他所で！」
つにい我慢の限界がきて声を上げてしまった。
どうしよう、みんなポカーンとしている。
いづみだけはやれやれと言った表情だが･･･
やっちゃったーと思いながらどうしようかと思っていたら
十「･･･すんませんっす」
と兵頭十座くん(さっきオーディションに来た七尾太一君という子が言っていた)が謝ってきた。
「おお、素直に謝れる子おねえさんは好きだよ。そんな良い子には特別にこれをあげよう！」
とカバンからいちご飴を取り出し十座くんの手のひらにのせた。
十「･･･！っす」
といいペコッと頭を下げた。
この子は多分いい子だな。
ほんの一瞬嬉しそうな顔をしたのは気のせいかな？
なんて思っていたら以前夏組千秋楽の時に楽屋に来ていた伏見臣くんが口を開いた。
臣「カントク、オーディションは何時に開始するのかな？」
い「そろそろ始めようかと思ってるんだけど･･･」
臣「誰か待ってるとか？」
い「それが･･･」
といづみが言いかけた時ガチャっと扉の開く音がした。
左「へぇ、かろうじて5人は集まったみたいだな」
声のする方へ振り向くとそこには以前いづみと話していたであろう金髪の男性が立っていた。
なんという事だ。
前は離れていて夜ということもあり顔まではハッキリとは分からなかったが今は違う。
すぐに分かった。
なんせ初恋相手なのだから。
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なつ(プロフ) - ASAHIさん» ありがとうございます！凄く励みになります！これからも、つたない文章ではありますがよろしくお願いします！ (2021年6月20日 17時) (
レス) id: 8769634797 (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - 初コメ失礼します！すっごく好きです！これからも頑張ってください！！ (2021年6月20日 16時) (レス) id: eadd94c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2021年6月13日 11時
