26話 ページ27
夏目「その姿デ
学院に来る気はないかナ…？」
夏目くんの瞳が真っ直ぐに私を射止める。
一瞬、夏目くんが何を言っているのか分からなかった。
夏目「無理強いするつもりはないかラ
少し考えておいてほしいんダ。」
『な、なん…で』
声が震える。夏目くんだけでいい。
もう虐げられるのは嫌だ。
夏目くんさえそばに居てくれればそれでいい。
もう、怖い思いはしたくない。
夏目「キミはこんなにも素敵な子なんだっテ
皆に知ってほしいからだヨ」
私の恐怖心をかき消してしまいそうなほどの
予想もしなかった言葉が帰ってきて少し戸惑う。
夏目「キミも知っての通りだろうけド、
夢ノ咲学院には変わり者が沢山いル。
それは中身もだけド 外見もダ。
キミは人を外見で判断する子じゃないかラ
気にしたことがなかっただろうけどネ♪」
おっしゃる通りだ。気にしたこともなかった。
皆とても素敵な人達で
髪の色なんてなんとも思わなかった。
それと同時に、ある事に気づいた。
私が髪を理由に陰気な態度を取っていたから
より一層、髪の色が目立っていたんじゃないか、と。
蔑まれていたのは、怖がられていたのは
私自身にも火があったのかもしれない。
そんな私の思考を組んだのか夏目くんは優しい瞳で
私の顔を覗き込んだ。
夏目「大丈夫、これから変わっていけば良いサ。
ボクがついてるかラ。
言ったでショ、キミはもう1人じゃないんダ。」
私は、夏目くんの優しく綺麗な琥珀色の瞳を
真っ直ぐ見つめた。
『……、私…頑張るよ』
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思い出しついでに描いたもの。
自己満足、下手です。
でもトレス素材で使わせていただいた
ミニキャラパーツは天才です。ibisPaint X 天才。
やんわりとしたイメージになればと思って
載せておきます。
クレームはやめてください泣きます。笑
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刹那*(プロフ) - うわーおさん» 完璧だなんて、ありがとうございます！最近不更新気味ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年3月9日 12時) (
レス) id: 423d651c31 (このIDを非表示/違反報告)
うわーお(プロフ) - 夢主イラストめっちゃかわいいです！ストーリーも面白くて、完璧ですね！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: adfef0e398 (このIDを非表示/違反報告)
紫之 ルカ - レオレオレーオ、夏目夏目夏ー目 (2017年11月10日 21時) (レス) id: 8ab7822bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑種 | 作成日時：2017年3月6日 3時
