ある日突然お世話係になりまして (ページ5)

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一に謝罪、二に謝罪ページ5

マンションのワンフロアの壁をぶち壊し、いろいろリフォームしたらしい

とんでもない豪華なマンション

エントランスにはシャンデリアがあった

『……帰りたい…』

聞こえないように言ったつもりなのに、ラウちゃんに聞こえてしまった

ラウール「大丈夫。何かあったら僕が守ってあげる。」

『でも、私絶対嫌われてるし嫌がられてるし、なんなら「あー！もう！大丈夫！ね？」

ほっぺを両手で包まれてムニムニされる

顔の肉の量がバレるやめてくれ

「だってAちゃん可愛いもん！」

『え？』

「ほら、行こ？」

さっき年齢を聞いたら17歳。今年で18歳らしい

末恐ろしい

一番上までエレベーターで上がる

エレベーターから出て、すぐのドア

ラウちゃんがカードキーをドアノブの近くの液晶にかざせば

ガチャっと重たそうな音が響いた。

「あ！来たで！」

こちらに飛んできてくれたのは関西弁の人

「ラウール荷物貸してや。」

ラウール「康二くんありがと！」

私と目があって気まずそうに目をそらす

「っと、みんな揃ってるから、ちょっと話そうや。」

靴を脱いで、長い廊下を渡れば

机を囲むように置かれたコの字型のソファーに、さっき見たみんなが座っていた

私が入って、空気がピリつく

うわあああもう無理だ！！！！

私は本日2度目の謝罪を申し上げた

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