ある日突然お世話係になりまして (ページ23)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:44,056 hit

それぞれの変化ページ23

『あ、おはよう。』

宮舘「おはよう。昨日も佐久間に付き合わされてたね。」

『楽しそうな佐久間くん見てるとなんか、こっちも楽しくなっちゃうんですよね。』

だてさんはずっと変わらない。

私よりいつも早く起きてお皿を拭いたりしてくれている。

変わったことと言えば

宮舘「A、」

『ん？』

宮舘「きゅうり、刻んどいて。」

呼び捨てになったことぐらい。

宮舘「佐久間正座して泣いてた？」

『そう。カーペット引いてあるとは言え、フローリングで正座って痛くない？』

宮舘「絶対痛い。前なんかホテル泊まってる時、全裸で正座してたからね。」

『全裸で？！よかった、昨日全裸じゃなくて。』

宮舘「そういうときは殴っちゃっていいよ。」

『だてさんってたまに容赦ないよね。』

意外と無邪気で面白い人なんだっていう、自分の中での印象の変化はあった。

でもそれ以外はずっと一緒。

1ヶ月前から、優しいところも、守ってあげるからって言ってくれるところも、私を何気なく優先してくれるところも変わらない。

今日は朝ごはんはみんな集まった。

佐久間くんと渡辺くんは寝起きで、髪はボサボサだけど。

阿部「Aも食べようよ。」

『先食べちゃっていいのに。』

目黒「Aと食べたいから。ねー、ラウール？」

ラウール「うん！Aちゃんと食べたい！」

『……じゃあ、食べようかな！』

空いてたお誕生日席に座る。

渡辺「お前、ほんと単純。」

『目覚まし時計ならないようにするよ。』

渡辺「それはまじ勘弁。」

たまに全員で集合して食べる朝食が、

深澤「じゃあ、はい！いただきます！」

私の朝の楽しみになってる。

.