ある日突然お世話係になりまして (ページ19)

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それぞれの変化ページ19

渡辺「これやるよ。」

発売前の化粧品、美容機器、試供品

『またいいんですか？』

渡辺「おん。俺も貰い過ぎて大変だから。」

夕食の時間、今日はほぼ集まってる。

ふっかさんが河合会でいないのと、めめが風磨会、阿部ちゃんがクイズ番組の生放送に出てる。

もうすぐで盛り付け終わる時に渡辺くんが持てきてくれた。

佐久間「今度からいりませんって言えば？」

向井「Aちゃんにあげるためにもらってるに決まってるやんか！佐久間くん！」

『そうなの？！渡辺くんかわいい！』

渡辺「んなわけねぇだろ！」

焦ってる渡辺くんを見ながら、最初はこんな関係になれるなんて思ってなかったなー。なんて思ったら嬉しくなったから、渡辺くんのサラダの量は少しだけ減らしておいてあげた。

宮舘「じゃあ、みんなで……いただきます。」

『いただきまーす。』

だてさんの返事は食事前の礼拝をあげる感じに似てる。

いただきますって言ってるだけなんだけども。

岩本「ん！このささみのやつ美味しい。」

宮舘「それはAが作ったんだよね。」

ラウール「通りで形が変！」

『気にしてるんだから！やめてよ！』

ラウール「うそだよ！美味しい！」

ラウちゃんはよくいじってくるようになった。

毎回私の前の席に座って、高校の話とかをしてくれる。

ラウール「そしたらね、その髪色はなんだって言われて。僕ちゃんと申請書出したんだよ？なのに校長室連れてかれてさー。」

『厳しい先生いたなー。懐かしい。』

渡辺「俺もしょっちゅう怒られてた。」

佐久間「イキリ翔太の頃ね。」

渡辺「しばくよ？」

好きな人とかいるのかな？

ラウちゃんをチラッと見れば偶然にも目があった。

ラウール「幸せだね。」

『？……そうだね。』

ラウちゃん口数は多いけど、多くを語らないラウちゃんは、子供っぽいのに大人びてて、大人と子供の狭間ってきっとこう言うことを言うんだろうなー、なんて思ったりする。

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