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永「良かった…目覚まして」
永瀬先生がこっちに近づいてくる
それを平野君が前に立ちこれないようにする
平「すいませんが先生、今日は帰ってもらって良いですか？」
永「えっ…でも」
『良いよ、平野君』
私を驚いた顔で見る平野君
『今から３人に大事な話したいから』
私はじっと３人を見つめる
永瀬先生にも一応話しておこうと思ったんだ
きっともう先生に聞いてるだろうしね
平「大事な話って何…？」
高「僕らに話してくれるの…？」
二人は不安そうに聞いてくる
永瀬先生は良いんですか？って顔してるし
『うん……でも誰にも言わないでね？』
二人と一応先生も無言で頷く
苦しくて涙が出そうなのをグｯとこらえる
『私の余命…2・3週間なんだ』
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作者名：NANA | 作者ホームページ：http://maikajohnnyslove
作成日時：2017年5月22日 21時
