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授業が終わればクラスの子達から質問攻め。
「どこにいたの？」
「なんで今頃転校なの？」
Aはさっきと同じ質問に同じ言葉を繰り返す。
男子からの質問は
「彼氏いるの？」
「どんなのが好み？」
と、そんな質問にAは苦笑いを浮かべれば、ソウタが「セクハラだろーが」と頭を叩く。
ソウタが周りを睨めば、ギャラリーは静かになり少しずつ散っていった。
それを見てソウタは少し複雑な顔でAの顔を覗き込んだ。
「つーか、マジで男バスのマネやんの？」
「えっ？」
ソウタの質問に顔をあげるとマユがハッとして、ソウタとAの間に割り込む。
「ダメだって！絶対ダメ！」
「マユ？」
「おい、邪魔すんじゃねーよ」
まるで野良猫を扱うようにマユの襟首を持って取り除こうとするとマユはバタバタ暴れてソウタを睨んだ。
「Aをあんなのの餌食になんてさせないからね！」
「バーカ、あの人は自分から餌は取りに行かねーよ」
ソウタとマユが何を言い合っているのかさっぱり分からなくて、Aは首をかしげるばかり。
「とにかく、今男バスのマネ、1人しかいねーしやってくれるとめっちゃ助かるんだよな」
「今まで何人やめた？」
「あれは目的があの人だからで」
「Aが毒牙にかかったらどうすんの！」
「そこは俺がなんとかするって」
「は！？」
言いきるソウタとマユの驚きの声がハモる。
「あ、俺バスケ部だから」
その台詞にAは納得するが、納得出来ないマユはソウタに詰め寄る。
「何とかなんて出来ないくせに！」
「するって！Aちゃんがフラフラしてたら絶対止める！」
「いや、フラフラって…？」
一体なんの話をしてるのか。
噛みつきそうなマユの頭を押さえ、ソウタが笑顔でAに迫る。
「とりあえず今日の放課後体験入部しない？俺が高橋さんに話しとくから」
「高橋さん？」
初めて聞く名前をAが鸚鵡返しするとソウタは大きく頷いて「3年のマネージャー」と説明した。
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あいうえお - 解釈不一致なのに新しい道が開けたっていうか全て星様の文才によるものというか、ほんと面白いです、これからも応援してます！！！ジュノンくん最高！！！！！ (5月23日 21時) (
レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 天才すぎます、ありがとうございます、読み続けます、、、、 (5月23日 21時) (レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最近の中で一番好きな夢小説です、！ (5月22日 23時) (レス) @page35 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星 | 作成日時：2023年5月18日 20時
