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「あれ、なんでここにいんの？」
唖然とするAを見つけ彼は歩み寄り、Aに手を伸ばすと、その手は高橋先輩によって払われた。
「この子、今日からうちのマネージャー。絶対手出さないでね」
彼女がAを後ろに隠しそう言えば、樹音先輩は一瞬驚いた顔を見せたが
「そっか、よろしくね」
とニコリと笑った。
「ていうか何してたの？仮にも部長なんだからアンタがいないと纏まらないんだけど」
「ごめんって。ちょっとそこで捕まっちゃって」
そう言って彼が指さす先は体育館の入り口。
そこには多くの女子ギャラリーが頬を赤らめる姿が見える。
「部活があるからってたまには断れないの？」
「女の子に失礼だからね」
彼はそう言うと振り返り館内を広く見渡した。
「みんな集まって」
その声は大きなものじゃない。
けれど彼の声は館内に響き渡り、部員達は全員動きを止めた。
ボールの弾む音もシューズの摩擦音も一瞬で消え、部員達は彼を中心に集まる。
「始める前に、今日からマネージャーをやってくれるAちゃん。」
樹音先輩がそう言うとザワつく部員達。
Aは全員の注目を浴び、慌てるように「お願いします」と言って小さく頭を下げた。
なのに、
「ちょっと待って」
難しい顔でそう言ったのは高橋先輩。
「なんで彼女の名前知ってるの？」
「あぁ、それは秘密。ね？」
涼しい笑顔でそう言われても「はい」なんて言えるわけでもなくAは俯いて彼から視線を遠ざけた。
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あいうえお - 解釈不一致なのに新しい道が開けたっていうか全て星様の文才によるものというか、ほんと面白いです、これからも応援してます！！！ジュノンくん最高！！！！！ (5月23日 21時) (
レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 天才すぎます、ありがとうございます、読み続けます、、、、 (5月23日 21時) (レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最近の中で一番好きな夢小説です、！ (5月22日 23時) (レス) @page35 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星 | 作成日時：2023年5月18日 20時
