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ここは酷く居心地が悪い。
勿論、あまりいない2年生がここにいるのが原因かもしれない。
転校生というのもあるかもしれない。
でも、それ以上に周囲からの絡みつく視線。
こちらを見ては交わされるひそひそ話。
これは絶対、彼のそばにいるからだ。
Aはこの居心地の悪さの原因を理解して、急いでこの場を離れるべくご飯を食べる。
「なんでそんなに急いでんの？」
あと15分もあるのに、と彼は続けたが一刻も早くこの場から逃れたいAはそんな言葉も無視して急いで食べる。
勿論、急いで食べれば…
「んっ、！」
「ほら、急いで食べるから」
胸を叩くAに彼はにっこり笑って水を差し出す。
Aはそれを奪い取ると一気に飲み干して、「はぁ」と大きく息を吐いた。
「大丈夫？」
「平気です」
恥ずかしさに顔から火が出そうだが残されたご飯はあと少し。
Aは残されたものを一気に口に放り込んでごっくんと飲み込むと、すぐさま立ち上がった。
「ご馳走様でした」
「どういたしまして」
嫌々だろうが、奢ってもらった事実にペコリと頭を下げると彼はにっこりと笑う。
けれどAはそんな彼の顔を見ることなくお盆を持って、箸を返して。
「……あの。」
歩こうとするのに前に進めない。
「まだ時間あるよ？」
彼の手はAの腕を掴んで離さない。
「次、体育だから着替えないといけないんです」
もちろん、嘘。
「そっか」
口ではそう言っているのに彼の手はAを離さない。
「離してください」
「明日も一緒に食べようね」
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あいうえお - 解釈不一致なのに新しい道が開けたっていうか全て星様の文才によるものというか、ほんと面白いです、これからも応援してます！！！ジュノンくん最高！！！！！ (5月23日 21時) (
レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 天才すぎます、ありがとうございます、読み続けます、、、、 (5月23日 21時) (レス) @page1 id: 4e657aa584 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最近の中で一番好きな夢小説です、！ (5月22日 23時) (レス) @page35 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星 | 作成日時：2023年5月18日 20時
