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マルコさん迷子ですか...。ほんと子供なんだから。
.....
探すか...
私はあたりをキョロキョロしながら大通りに出てマルコさんを探す。大通りに出ると人も多く大きな店が立ち並んでいた。パッと目に入った店には綺麗な飾りの売っている店でついついそこに引き寄せられてしまった。
中に入れば落ち着いた雰囲気でいい匂いのする綺麗な店だった。店内にはピアスやネックレス、リングやブローチなど様々なものが売られておりどれも目を引くものばかりだった。すると店の奥からお婆さんが出てきた。
お婆「おや嬢ちゃん、何か気になるものはあったかい？」
「えっと...」
私は少し言葉を濁しながらもある一つのものに視線をやった。視線の先には黒い小さな宝石のついたリングが置いてあった。シンプルだが他のどれよりも目を引いた。
お婆「おや、それが気に入ったのかい」
「あー...はい、えっといくらですか？」
お婆「いやお金はいらないよ。それは嬢ちゃんがもらっておくれ」
“どうやらそれも嬢ちゃんを気に入ったらしい”
え？その声を聞くと私はいつの間にか店の扉の前にいて、振り返った店の扉にはcloseと書かれた板がかけられていた。
マ「おい！！A！！どこ行ってたんだよい！！」
「え、あ、マルコさん」
マルコは額に少し汗を垂らし息も荒れていた。
マ「心配しただろうが！！」
マルコの真剣な顔にかなり罪悪感を感じる。
「心配かけてすみません」
マルコは大きなため息をつき私の手を握る。強く握りしめた手は船に着くまで離されることはなかった。
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年7月7日 13時) (
レス) @page48 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続編おめでとうございます( ◍´꒳`◍ )読ませて頂きました！とても面白かったです(*´˘`*)更新、頑張ってください！ (2022年7月3日 7時) (レス) @page38 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - w_m_43さん» すごい嬉しいです！応援を励みに頑張って更新していこうと思います！！ (2021年2月19日 23時) (レス) id: 4e7d36ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
w_m_43(プロフ) - とても面白いです！！更新待ってます(^^) (2021年2月19日 14時) (レス) id: 75a7d17cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2021年2月15日 7時
