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「えっ！こんなにいっぱいですか」
マ「あぁ、それで必要なもん買ってこいってよ」
この量は流石に申し訳ないのですが。手渡されたのはお金に入った袋で重さ的にもかなりの量が入っているように感じる。
マ「オヤジの気持ちだ、受けっとってやれよい」
私は渡されたお金を見て大きく頷いた。
マ「島を回る時が俺がお前に付き添うよい、一応何があるかわからねぇしA弱いからな！」
弱いとは人聞きの悪い。その通りだよ。少しムスッとした顔をする。
マ「そんな顔したって何にもねぇよい」
マルコは少しおかしそうに笑って私の手を引いて着いた島の街の方へ手を引いて歩き出した。
「...どこいくんですか..」
マ「服屋だろ、お前自分の服全然持ってねぇだろい」
まあ当然海で遭難してしまい嵐で持ち物は全部流された。今まではナースさんとかに服貸してもらってたりしたが流石に申し訳ないので自分の服も何着かほしい。
「私はこの店ちょっと見てきますね」
マ「あぁ、俺はここら辺で暇潰しとくよい」
私はぐるっと回って店内を見る。私の乗ってる船は海賊の船なのもあり割と動きやすさ重視で服を選ぶ。
「すみません、遅くなってしまって」
マ「いや、俺も本屋に用事があったから全然だよい」
「確かマルコはお医者さんでもあるんでしたっけ」
マ「まあな」
船医か。お医者さんなんて頭良くないとできないしやっぱりすごい人だ。
マ「なんだ？見直したかよい」
「ええ、マルコさんはいっぱい努力していて、すごい人ですね」
ブワッとマルコの顔が赤くなる。
「え、顔真っ赤じゃ、」
マ「そんなことねえよい、いくぞ」
そう言ってマルコさんはスタスタ先に歩いて行った。後ろから見たマルコさんの耳は真っ赤になっていて、かわいいなと思いながらも後を追いかけた。
買ってきた服が入った袋もサラッとマルコさんが持ってるしやっぱこの世界の人の顔面偏差値ってカンストしてるし、顔も中身もイケメンが多くて困る。
正直この顔でマルコの隣を歩ける私のメンタルは限界突破してる気がします。ほんとこの世界に来て40年くらい経ちそうなんだけど私ほんとにおばさんすぎてやばい気がする。
体はこの世界に来てから変化してなくてピチピチのJKだけどだんだん心がおばさんになってる気がしなくもなくもない。そんなことを考えていればマルコさんがいない。
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年7月7日 13時) (
レス) @page48 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続編おめでとうございます( ◍´꒳`◍ )読ませて頂きました！とても面白かったです(*´˘`*)更新、頑張ってください！ (2022年7月3日 7時) (レス) @page38 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - w_m_43さん» すごい嬉しいです！応援を励みに頑張って更新していこうと思います！！ (2021年2月19日 23時) (レス) id: 4e7d36ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
w_m_43(プロフ) - とても面白いです！！更新待ってます(^^) (2021年2月19日 14時) (レス) id: 75a7d17cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2021年2月15日 7時
