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？「コイツァ客人だ！！丁寧に扱ってやれ！今日は宴だァ！！」
「「「うおおおぉぉぉ」」」
あれからあちこちでどんちゃん騒ぎ。次々美味しそうな料理が運ばれてくる。まさか他の人たちがこんなに歓迎してくれるなんて思っても見なかった。自分で言うのもなんだけど私だいぶ怪しいのに。
？「楽しんでるかァ？」
「えっとオヤジさん」
？「わりぃな、俺はエドワード・ニューゲートだ、白ひげとも呼ばれてる！」
「エドワードさん！料理もすごく美味しいですし楽しいです！」
白「そいつはよかった」
この人には本当に感謝している。素性もわからない変な女をタダで船に乗せてくれて、それだけでなく宴まで。懐が深いこの人が会って間もない私はすでに好きだ。
きっとこの人もこの先を大きく切り開く人物になるのだろうと直感的に思った。
「私、能力者だけどほんとにこの船に乗っていいの？」
白「俺の家族に手を出しちゃ許せねえがお前はそんな奴じゃないだろ」
「うん」
そんなことするわけない。それ以前に私じゃあんなゴツい人達のことをどうこうすることなんてできない。確実に返り討ちだ。
白「グララララ！じゃあ何もしねぇよ」
やっぱり好きだ。深く事情を聞いてこないところも。広い心で受け止めてくれるところも。こういうところがあんなに大勢の人に慕われる所以なのだろう。
「お世話になります！」
エドワードさんに頭を下げ私は少し人気のないところへ行く。船から海を眺める。
レンゲ...スイレン....コハク...
離れ離れになった三人。きっと手配書に乗っていたのにも訳があるんだと思う。頭が働くみんなのことだ、訳なしにあんなことしてるとは思えないしね。
マ「こんなところで何してるんだよい」
パッと後ろを振り返るとマルコがいた。
「ちょっと休憩、すぐ戻るよ」
マ「この船いいところだろ？」
「うん、すごく」
みんな優しくてあったかい。
「こんなに歓迎してもらえるなんて思っても見なかったよ」
マ「オヤジが許可したんだ、誰も文句はないよい」
この船の人たちがどれだけエドワードさんを慕っているのかがわかる。
「みんなエドワードさんが大好きなんだね」
マ「まあな」
そういうマルコは本当に誇らしそうで、頬を緩めていた。そのあと私はマルコにみんなの元に連れて行かれて、山ほどおいしいものを食べて、船のみんなと話しながら宴を楽しんだ。
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年7月7日 13時) (
レス) @page48 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続編おめでとうございます( ◍´꒳`◍ )読ませて頂きました！とても面白かったです(*´˘`*)更新、頑張ってください！ (2022年7月3日 7時) (レス) @page38 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - w_m_43さん» すごい嬉しいです！応援を励みに頑張って更新していこうと思います！！ (2021年2月19日 23時) (レス) id: 4e7d36ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
w_m_43(プロフ) - とても面白いです！！更新待ってます(^^) (2021年2月19日 14時) (レス) id: 75a7d17cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2021年2月15日 7時
