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天使65 ページ7

プレゼントBOXに行く途中

後ろによろけてしまった

誰かに腕を引かれた



貴「わっ!ごめんね」



見ると大好きで会いたかった人



『貴利名くん!!お疲れ様!
大丈夫なの?休憩しなくて、、、』



あんなに激しく動いてたのにこんなに爽やか

それにいつもの、いや、いつも以上の笑顔



貴「Aを見かけて、気づいたらここにいた」

貴「会えたから疲れなんて飛んでっちゃった」

貴「それに、これが欲しかった」

スルッと私の手から手紙をとる

キラキラした王子様、フィルターが消えない

鼓動が高鳴る、鳴り止まない



貴「タツヤも来てくれてありがとう」

貴「次の試合もよろしくね」

そう言って握手をするタツヤと貴利名くん

タ「ありがとう」

タ「俺、外で待ってるね」

私にそっと視線を送る

そして、足早に席を外していった



『つ、次の試合、たの、しみだ、ね』

緊張と恥ずかしさで息が詰まる

そんなガチゴチの私とは対照的な貴利名くん

貴「ああ、絶対に負けないよ」

キラキラした目で手を差し出す

私は遠慮がちに手を出す





貴「顔、真っ赤」





耳元で低い、妖しい声がする

そのまま手を引かれて目の前は綺麗な紫色の瞳

食べられてしまいたいと思ってしまう

『き、きり、き、き、り、なくん、ちか、ちか』

ぐるぐると目が回る私を見て微笑む

ぱっと手を離していつもの笑顔になる



貴「あ、ごめんね、なんかAに近づきたくて」

貴「Aの事見つけて嬉しくなっちゃって」

貴「前半終わったあともつい手も振っちゃって」

貴「俺らしくないよね」




(あれ、私にだったんだ、、、)

嬉しくて嬉しくて顔が緩む

全身が溶けていくような、甘いチョコのような

幸せな時間





貴「ビックリさせちゃったお礼に________



特別に、とっておきの秘密、教えてあげる」




そう告げる君はいつもの天然王子様じゃない

目の前にいる獲物を逃がさない

ハンターのような表情

私はそんな君に捕まってしまった動物

私は唾を飲む、喉を鳴らす

そんな私を見て微笑む





貴「大丈夫、きっとAも知りたいでしょ?」



貴「________ヒロトのこと」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京駅コラボのヒロトばりくそかっこいい
貴利名くんも欲しかった(´;ω;`)

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みかん - とっても面白いです!!頑張って下さい…! (2020年4月16日 10時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
もち汰。(プロフ) - ぴのんさん» ありがとうございます!!前回も気づいてくださって感激です(*´ω`*) (2019年9月12日 9時) (レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - はわっ!?イラストすごく可愛いです!! (2019年9月11日 23時) (レス) id: 15528c4be8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち汰。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月29日 9時

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