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天使78 ページ20

事の発端は試合後

ヒロトが珍しく俺たちに声をかけてきた



ヒ「お好み焼き食べたい」

ヒ「お前らも腹減ってんだろ、行こーぜ」



俺達は喜んでその誘いに乗った

それを誰かに聞かれてるとは知らずに



超「ナルホド♡」





向かう途中、ヒロトからAに話しかけた

今日の試合について

するとAは興奮気味にヒロトをベタ褒めする

そんな姿を見て嬉しそうに微笑むヒロト

見ててとても愛らしく感じた



『ヒロトさん、ジグザグストライクかっこよかったです!!!』

『岩戸くんのあの技を飛び越えちゃうなんて!!』

『タツヤとの必殺技もかっこよくて!!!』

『目が離せなくて!!ドキドキしました!!!』

『とっっっても!!!かっこよかったです!』



いつも通りゴッドストライカーって自信満々に

言うと思った

言わせてあげようと身構えた俺たち



ヒ「あ、え?あ、ああ、まあ、俺、だし」

タ(歯切れ悪っ!声ちっさ!顔真っ赤!!)

まあ、ここまでは良かった

ここまでは________





ヒ「なんでてめえがここに居るんだよ」

睨みながらAの焼いたお好み焼きを食べるヒロト

貴「さあ?監督に着いてきただけだし」

黙々とお好み焼きを焼いている氷浦くん

貴「はい!Aも食べる?あーん」

『あ、え!?あ、あー』

わたわたと口を開けてお好み焼きを待つA

ヒ「あ、わり、手が滑った」

Aを押しのけ氷浦くんのお好み焼きを食べたヒロト



俺達はたまたま(か分からない)雷門とお好み焼き屋で会った

そのまま流れで交流を深めることになった

________一卓を除いて



晴「アイツら大丈夫か?」

奥「いや、無理でしょう」

玲「Aずっと震えてる」

の「氷浦もヒロトも仲良くすればいいのに」

タ(だよね、みんな思うよね!!)

超「オーホッホ、イイデスネ〜♡」

つ「監督、絶対分かってましたよね?」

タ「分かってたなら席離してあげてください!」

保護者として心配になる

血管の浮き出るヒロト

それを見て楽しんでる氷浦くん

その二人に挟まれるA

タ(見てて心が痛い)



超「タツヤくん、恋は常に戦争なのデスヨ〜
それはまるで楊貴妃のように」

傾国の美女に惑わされる2人の王子

どちらが真実の愛でどちらが略奪か



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楊貴妃とか中学の教科書から引っぱってきた

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みかん - とっても面白いです!!頑張って下さい…! (2020年4月16日 10時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
もち汰。(プロフ) - ぴのんさん» ありがとうございます!!前回も気づいてくださって感激です(*´ω`*) (2019年9月12日 9時) (レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - はわっ!?イラストすごく可愛いです!! (2019年9月11日 23時) (レス) id: 15528c4be8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち汰。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月29日 9時

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