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天使77 ページ19

『ヒロトさん！！！』

天使の見つめる先には先程とは違う

キラキラしたゴッドストライカー





超「これは、困りましたネ〜」



ヒロトがパスを出したことで歯車が回り出した

ゴッドストライカーからゴッドイレブンへ



貴「、、、。」



さっき、Aと目が合った

逸らしてしまった、逸らさなきゃ勝てない

Aは今は敵だから

永世学園のマネージャーとして

俺は雷門イレブンとして

________フィールドにいるから



貴「後半も全力でやんないと」



俺の気持ちを見透かしてる君は本当にずるい

他の人たちにバレないように

すれ違いざまに今にも消えてしまいそうな声で

今すぐ欲しい言葉をそっと囁く天使





『がんばって』





誰に言ってんのかわかんねえ消え入りそうな声

絶対に氷浦に言ってるって気づいた

でも気づかない振りをする



ヒ「、、、。」



パスを出したら1番に声を上げた

名前を呼んでくれて、嬉しくて振り返った

そこには俺の大好きな満面の笑み

俺がシュート決める度キラキラする瞳

それを俺だけで独占したい

その瞳を向けて欲しくてシュートを決める



ヒ「約束は守るから」



タツヤとの連携技

俺たち見て目を輝かせるアイツ

その表情が見たくて、喜んで欲しくて

俺の欲しかった笑顔を向けてくれる





「「負けられない！！！」」





激闘の末、雷門の勝利

負けてしまったけど私達は沢山学んだ

蟠りも溶け、歯車が正常に回り出した

だからとても意味のある試合になった

それに何となく仲良くなった気がする

今もみんなでお好み焼き屋さんで



ヒ「、、、。」

貴「、、、。」



仲良く_____



『お、美味しい、です、ね、、、』



_____仲良く？



タ「稲森くん口に付いてるよ」

明「えー！！どこどこ！？？」

の「やっぱお好み焼きおいしー！！！！」

リ「昨日の敵は今日の友ってね！」





貴/ヒ「「そんなわけない/ねえ！！！！！」」





バンっと机を叩き声を荒らげるヒロトさん

眉間に皺が寄り不服そうな貴利名くん



『誰か、助けて、、、』



バチバチと火花を散らす王子様と御曹司

不機嫌な二人に挟まれてマナーモード涙目天使



(((どっちも隣は譲らないんだ)))

二校が見事シンクロした瞬間であった



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文化祭の二人可愛すぎて禿げる
両方買います

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