私と君とのゆきいろ物語。２ (ページ9)

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ゆきいろ37 ページ9

今日の授業は全く頭に入らない
朝見せた、雪村くんの顔が忘れられない

(なんで、あんな顔したの、、、？)

いつもとは違う弱々しい言い方
目を合わせずボールだけを見つめる瞳
そして、、、、

雪「サッカーが俺のすべてだから」

彼の悲しそうな表情

(いつも通りに言ってよ、、、。)

せっかく話せた、話しかけてくれた。
なのにあんな顔されたって嬉しくない。

朝だって挨拶しようと思ったのに
あの表情を思い出したら何故か言えなかった

(なんで、雪村くんは私を悩ませるの、、、)

そして、部活が始まった

昨日と同じ光景
ただ違う点は、、、

(ダメだ、、、！集中しなきゃ！！！)

今、選手たちはゲームをしている
スコアボードは正確に書かなくては意味がない

(雪村くん、、、)

昨日と同じ必殺技
、、、いや、今日の方が上手くなっている

(昨日、練習したからだね)

試合後、各自アイシングや柔軟をして解散
私はスクイズを片付けに行く

『私って、ほんとにダメだなぁ』

『でも、なんで雪村くんのことあんなに気になるんだろ』

雪「どうして俺はあいつの顔、忘れられないんだ？」

2人の距離が縮まるのはまだまた先のこと

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うっきゃああああああああああ！
無自覚両思い？？()