ゆきいろ36 ページ8
こいつは俺に笑いかける
雪(いや、たった4回だから)
4回でもこいつにとっては凄いのだろう
ずっと練習をしている
、、、なんで、
雪(教えてあげよって思ったんだ?)
来てみたら一人で練習してた
あまりにも下手過ぎて見ていられなくて、、、
雪(あぁ、下手だったからか)
『よっ!わっっ!!!!』
ボールが飛んでいく
それを取りに走っている
不思議と笑顔になる
雪「だから、ちゃんと手で持て」
『はーい、、、』
しょんぼりしたように答える
『ゆ、雪村くんは、小さい頃からサッカーやってたの、、、?』
恐る恐る聞いてくる
小さい頃、、、か
雪「まあな、色々やってみたけど
サッカーが1番楽しい」
ボールを取り、足で遊ぶ
雪「サッカーが俺のすべてだから 」
(そう、全てだ、、、、)
『、、、。』
視線をボールから離す
愁いを帯びた顔でこちらを見る彼女
何故か彼女から目を反らせられない
雪(なんだよ、、、!!その顔っ!)
雪「いいたいことがあr 氷「雪村!おはよー」
言いかけた言葉は氷里によって遮られた
そして、続々と朝練に集まってきた
氷「Aも準備ありがと!」
『あ、うん、、、』
俺はボールを持ちグラウンドへ入る
そう、サッカーは俺のすべて
(風が気持ちいい)
乾いた爽やかな風がグラウンドを駆け抜ける
そんな中、
一人の少女は思う
(だったら何で悲しそうな目をするの?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少しシリアス、、、
気づいたらなってたわ
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森嶋朱雀(プロフ) - 続編おめでとう!!面白いよ!!そして更新頑張れ!!応援&期待してるよ!! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 1992c75747 (このIDを非表示/違反報告)
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