私と君とのゆきいろ物語。２ (ページ15)

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ゆきいろ43 ページ15

我ながら馬鹿だと思う
悲しい顔みて勝手に悲しんで
それで関係が崩れて
雪村くんを悩ませて、、、

(使えない、マネージャーだな)

しかも、私が悩んでた理由は私が原因

(はは、笑えるなあ、、なかなか)

雪村くんの過去の出来事を聞いて
私は無意識に口を動かす

雪「なんだ？」

聞き取れなかったのだろう
今度はちゃんと自分の意思で口を動かす

『私と、、、友達になろ？？』

雪「、、、は！？」

そうなるよね、普通

(急に言われてもって感じだし)

『私！喧嘩しないもん！』

『もしまた甘んじてるようなら怒る！！』

『皆に迷惑かけたら、私が仲介役する！！！』

『絶対泣かない！！！！！』

必死に言いすぎて声を荒らげる
それくらい必死なのだ

そうすると雪村くんは笑った

雪「なんでそんなに必死なんだよ！」

雪村くんは笑いすぎてお腹を抑えている

(こ、こんなに必死なのに！！)

『もう！！なんで笑ってるのよ！！！』

雪「悪い悪い、面白くて」

そう言いまた笑い出す

(わ、私の一世一代の告白をぉ、、、！！)

『雪村くんなんて知らない！！』

そう言ってスクイズの片付けに戻る
せっかく頑張ったのに、、、

雪「ほんとに悪かったって！」

そう言い段差に座り夕日を見る

雪(友達になろ、、、か)

雪「よろしくな、、、、A、、、」

私は手を止め雪村君を見る

「や、やっと名前で呼んでくれた～～～」

私は嬉しさのあまり泣き出しそうになった

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雪村まともに主人公の名前呼んだ回