ゆきいろ41 ページ13
「『あのさ!!!!』」
私と雪村くんの声が見事ハモった
見ると驚いた表情で私を見てる
『ご!ごめんね!!!
何も話さなかったから、、、。』
雪「いや、こっちこそ呼んだのに悪かった」
雪村くんは目を逸らし、夕日に照らされた校庭を見つめている
雪「で、なんだよ?
話、あるんだろ、、、?」
そう言うと私の方に視線を向ける
『わ、私のは後、で、でも大丈夫、、、です』
雪「そう、か、、、。」
再び沈黙
(雪村くんの顔、まともに見れないかも、)
雪「朝練でリフティング教えた日、覚えてるか?」
忘れるはずがない
あの日からあなたの態度が変わったのだから
それに、、、
(あの日から頭の中から離れない)
雪「あの時、、、
なんであんな悲しそうな顔したんだよ」
(、、、!!!)
あの時と同じ顔
伏し目がちの瞳には不安が見える
『、、、雪村くんが、悲しそうな顔を、、、
してたからだよ。』
あぁ。私はもしかしたら、
あなたのその顔に弱いかも知れません。
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主人公ちゃんの弱点
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森嶋朱雀(プロフ) - 続編おめでとう!!面白いよ!!そして更新頑張れ!!応援&期待してるよ!! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 1992c75747 (このIDを非表示/違反報告)
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