私と君とのゆきいろ物語。

ゆきいろ26 ページ28

先「じゃあ、ここの問を〜
36番、月野答えろ」

私は黒板に書かれている問を見る

問 1935年4月、英・仏・伊で結成された対ナチス包囲網の事を何というか。

先「これは資料集ちゃんと見ないと分からないなー」

あれ、これってさっき、、、

(雪村くんが指してたところ、、、)

『ストレーザ戦線です』

先「おお！わかったか！！
さっき答えたストレーザ戦線が・・・」

雪「、、、。」

雪村くんを見ると少しだけ私の方を見て
また板書を始めた

(私が当たるって分かってたのかな？)

私は小さく「ありがと」と呟いた
雪村くんに聞こえたかは分からないけど

(聞こえてても絶対無視するよね)





授業が終わり、昼食

女1「Aちゃんすごいね〜！ストレーザ戦線分かるなんて！」

女2「あのハゲ、難しいところあてるからホントやだ」

女3「Aちゃん、ハゲが月日掛けて出た番号の人当てるって知ってたの？？」

『そ、そうなの！？』

(確かに今日は4/9、36番だ)

雪村くん、知ってたのかな？

(助けてくれたんだよね、、、？)

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優しい雪村

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