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貴方side
サクラは、午前中つぐみの会に行ってて、
午後からイレーネ乳児院で合流することにした。
貴「あ、サクラっ」
鴻鳥「待った？」
貴「うんん大丈夫。」
鴻鳥「加賀美先生」
加賀美「サクラちゃん… Aちゃん…」
鴻鳥「ご無沙汰しています」
貴「お久しぶりです」
鴻鳥「思い出したんですあなたは僕たちの
お母さんだったんですね」
加賀美「ええ あなたたちがここにいた
3年の間だけ」
今でも思い出す。 あの日のことを。
鴻鳥「はい」
加賀美「ふふ あなたたちがいたのはこのころね」
貴「懐かしい…」
鴻鳥「そうです入江愛保育園」
加賀美「ええ」
鴻鳥「名前が変わっていたので気づきませんでした」
加賀美「無理ないわ まだ小さかったもの
ふふふっ サクラちゃんとAちゃん」
あ、加賀美先生に抱っこされてる私とサクラ。
加賀美「保育士になったばっかりの私が最初に
受け持った赤ちゃんだったのよぜんそくの
発作が出ると夜どおし苦しがってねかわいそうで
私も眠れなかった」
加賀美「Aちゃんは雷がすごく苦手で
雷がなるといつも泣いてた。
なんでだか、サクラちゃんがそばにいると泣き止んだこともあるわ。」
貴「小さい頃から私が泣き止むのはサクラだったんだね？ ふふ」
鴻鳥「そうだね。 いつも泣いてたもんね？」
貴「いつも泣いてない〜！」
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作者名：いちご | 作成日時：2020年4月19日 0時
