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第2話 15 ページ16
Noside
晴美「もしもし？ ヒロくん？ 今日早く帰れる？」
永井「おう 早く帰るよ あっ… 俺さ今日ちょっといいことあったんだよね〜」
晴美「じゃあ 今夜はふんぱつしてすき焼きにしよっか。」
永井「おっいいね。 今外か？ 転ばないように気をつけて帰れよ」
この夫婦にこのあとあんなことになることなんて、
誰も知らない。
晴美「分かったって大丈夫だからじゃあね。」
貴方side
今日はカンファレンスの日。
鴻鳥「32週の村川さん市立第二病院から前置胎盤で紹介を受けて管理入院になりました胎盤が子宮口を、
雇ってる状態なので37週ごろにカイザーで分娩予定です。」
今橋「村川さん前の出産時もカイザーか」
鴻鳥「はい。」
今橋「大丈夫ですか 子宮の前回切開部に一部胎盤との癒着の疑いがあるようですが」
鴻鳥「はいリスクはありますが本人の希望もあって、
子宮は残す方針で進めています。」
リスクあるとは思うけど…。
四宮「だったら取っちゃえよ 胎盤を剥がすときに大出血したらどうするんだ」
まただ…。
四宮「そんなめんどうな子宮取っちゃえよ」
貴「春樹？ あのね。」
四宮「もしオペ中に出血が止まらなかったら、
患者が死ぬかもしれないよ母体を危険にさらしてまで、子宮を残す意味あるのか？」
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作者名：いちご | 作成日時：2020年4月19日 0時
