人狼ゲーム 2nd

Werewolf 54 ページ10

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食堂に向かうと、既に全員が揃っていた。

どうやらずっとここにいたようだ。


健 「…全員揃ったね。じゃあAちゃん。話してくれる？

　 …最後の人狼のこと。」


その場にいた全員に緊張が走る。


　 「じゃあ順番に話すな。

　 岩橋の占いにはあるルールがあるねん。

　 やから岩橋は自分の口で伝える事が出来んかった。

　 そこで、私に特別な方法で、

　 私以外分からんようにそれを伝えるゆーてきた。

　 まぁ最後の人狼の目処たっとったみたいやけどな。」

勇 「玄樹は誰が人狼か分かってたってこと…？

　 そんな…なんで……。」

　 「岩橋は神宮寺に迷惑かけたなかったんやと思うで。

　 やから何で教えてくれんかったんとか思いな。」

勇 「………。」


神宮寺は黙ったままだったが、理解はしてくれただろう。


「朝一人で岩橋の部屋行って、その結果を探した。

　 ここで問題になるのが、

　 なんで岩橋は私以外分からんと思ったかやねんけど…。

ここにいる私以外の誰もが知らん事。

　 …占い師の占い方法のことやった。」

風 「予想はつくけどそう言えば知らないな…。」

健 「確かに…。」

　 「せやろ？

　 これは昨日、岩橋が教えてくれたんやけどな、

　 タブレットを使うねん。」

勇 「タブレット…？」

　 「そ。タブレットで名前を入力するんやって。

　 さっき話したルールは時間とかの事やねんけど

　 あんまし関係ないから省略するな。

　 …とにかくそこに人狼を示すものがあっても、

　 人狼は分からんよな、って思った。

　 だからそれを探してん。」





中途半端なところですが、次いきます！

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