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帰り道。
紫耀が私に寄り道しようって言う。
どこいくの？って聞いても教えてくれなくて。
着いた先は家の近くの公園。
公園になんて何の用があるんだろ。
「Aはそこに座って待っててな」
そう言われるがままに私はベンチに座った。
すると紫耀は腕まくりをして、
砂場から誰かが忘れていったのであろうスコップを取ってきて、
大きな木のそばに穴を掘り始めた。
『ねぇ、何してるの？』
「まぁ待っといて？」
意味がわからない。
「A何も覚えてないん？」
『う…ん…』
心当たりは特にない。
「おっかしいな〜確かここらへんに…」
とか言いながら紫耀は穴を掘り続ける。
「あっ！これや！！！」
紫耀が叫んで、私に手招きする。
行ってみると、記憶が蘇った。
「覚えとる？」
紫耀が持っていたのは、キャラクターの絵が書いてある缶だった。
『思い出した…』
『タイムカプセル！！！』
あれだ。
もう何年前になるんだろう？
小学4年生の時、私の10歳の誕生日に2人で埋めたんだった。
私の誕生日だから何か特別なことがしたいって紫耀が考えてくれて。
公園の、私たちがいつも木登りしてた大きな木の隣にタイムカプセルを埋めようって…
まぁこの木は高すぎて、結局私には最後まで登れなかったんだけどね。
紫耀が代わりに登って
海と船が見えるよって私に教えてくれたなぁ。
「ちゃんとまだ埋まってて良かったぁー！
てかこのキャラクター懐かしいなー！」
そうだ。これはあの当時私たちがすごく好きだったアニメのキャラクターだ。
『懐かしい…』
「Aすっかり忘れててんやなー笑」
ほんとに、すっかり忘れてたよ。
てか、やばい。
これ何が入ってるんだっけ？
「開けてみるか！」
『う、うん。』
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乃音(プロフ) - はい！ (2018年2月13日 17時) (
レス) id: 4da0b21667 (このIDを非表示/違反報告)
かぷりこ(プロフ) - 私も乃音さん好きです(笑)えええ！そんな風に言ってもらえて、ほんと恐れ多いですよ！！ありがとうございます！これからも乃音さんに見守っていただけるなんて心強いです(^^)こちらこそよろしくお願いします！ (2018年2月13日 0時) (レス) id: 9d6f1e3d07 (このIDを非表示/違反報告)
乃音(プロフ) - この作品を読む事によって私はいろんな感情を味わえる事ができとてもいい経験になりました！本当にありがとうございました！これからも見守り続けますよろしくお願いします！ (2018年2月12日 23時) (レス) id: 4da0b21667 (このIDを非表示/違反報告)
乃音(プロフ) - 幼馴染＝タイムカプセル 懐かしい響きです笑支えたなんてとんでもない！支えられてたのは私ですよ！笑この作品に支えられてかぷりこさんからのメッセージに支えられて過ごした日は凄く私にとって人間らしい日々だったと思います。 (2018年2月12日 23時) (レス) id: 4da0b21667 (このIDを非表示/違反報告)
乃音(プロフ) - それ分かります！好きな人が出てるのはまた違うような見方なので気持ちこもっちゃいます笑かぷりこさん好きですわ笑 (2018年2月12日 23時) (レス) id: 4da0b21667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷりこ | 作成日時：2018年2月3日 20時
