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英智くんに気づかれる前に編入手続きを終えて、今やっと終わり巴日和と乱凪砂は車で戻ってきたところだ。
凪紗くんは玲明ではなく、秀越へと編入が決まって、……あの子……なんだっけ?あぁ、毒蛇だね!あの子が全て決めてしまったのは癪に障るけど凪紗くんがそれでいいなら僕は何も言わないね。
僕の愛しい凪紗君と離れ離れになるのは悲しいけれど仕方ないね。僕は僕で玲明で伸び伸びとアイドルをしようと思っている。
それに、Aくんがいるし…………あー!早く来週にならないかな!いい日和〜!
「ねぇ、日和君………あれ、なに?」
野次馬がうるさい方を見るといつも通り夢ノ咲では野外ライブが行われていた。
でもそれは日和の目には美しくないものだと顔を顰めてしまった。最近はアイドルの質も落ち、野外ライブなんて僕の目に入れるものではないと遠ざけていた。
いつも通り、「あれは見なくていいものだね!凪紗くん」と彼の手を連れて去ろうとしたところ
「あの子…………うん、やっぱり美しいね……」
えっっっっっっっっっっっっっっっ”(アイドルが出しちゃいけない声)
首をグキギと回し、いつもなら絶対見ない野外ライブステージを見るとあの輝き。
僕の愛するアイドルがそこにはいた。
「日和くん………それはなに………?」
どこから出したのか日和はいつの間にか
”こっち見て!” ” 3秒彼氏になって!”のいわいるアイドルを応援するうちわを無言で出して目をきらきらとさせていた。
凪紗くんにはこれだね!”キスして”というなんとも無理やりなお題のうちわを渡した。
はいガチファンリアコ勢巴日和の完成〜〜!!
「よくわからないけど……日和くんが楽しそうならいいよ……」
凪紗も嬉しそうにうちわを持ってAが歌うライブを見ていた。
先程までうるさかった野次が汚さから変わり、皆Aのライブに釘つげになっていた。
Aに野次を飛ばしてきたステージ上の男はその輝きに怯んだのかマイクを握ってても何も言えない状態まで追い込まれた。
誰もが思っただろう。このアイドルの輝きは、どのアイドルにも劣らない。まるで、星のようだと。
瞬きも許してくれないほど光り輝くアイドル。
素晴らしいね…………
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死柄木朧(プロフ) - ナギナギの漢字違いますよ。正しくは凪砂です (2022年8月14日 22時) (レス) @page27 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
璃胡(プロフ) - めっちゃ心が死にかけてバクバク音鳴らしながら見てましためっちゃ続編楽しみにしてます!!!!!!! (2021年10月7日 21時) (レス) @page50 id: 22b34aab1f (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 続編おめでとうございます!照明が落ちてきたときはドッキドキして続きを待っていましたが、ちゃんと生きているようで。良かったです… 続編、お待ちしております! (2021年10月7日 20時) (レス) @page50 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - マジで泣きました。続編も頑張ってください。楽しみに待ってます!! (2021年10月7日 19時) (レス) @page49 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごい小説にひきこまれました。楽しみに待ってます。 (2021年10月4日 18時) (レス) @page44 id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃亭 x他3人 | 作成日時:2021年9月19日 17時