便利屋

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ある日、俺のもとに代表が来た




代表「1度別の生活をしてみるかい？」



「それはどういう」



代表「一般人として生活してみるか？」




それは


解雇ってこと？


おれはチームを脱退しなきゃならないの？





代表「脱退ではなく

休止だ。

お前の心が治るまで」




「そんなことってできるんですか？」




代表「業界御用達の便利屋がある。」



「便利屋？」



代表「そこの女と恋人になりなさい」



「え？恋人って…」




何を考えてるんだいったい



代表「人間らしさを取り戻すのさ」




人間らしさ


確かに



最近の俺にはなかったかもしれない


生きたいと思わなかった

ただ楽になりなかった




「はい」





俺は返事をしてしまった

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