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こんなにもどかしいと思ったことはなかった。
想い合う2人が想いを伝え会おうとしない。
男の方は自分の仕事のせいにして男しての果たすべき役割に悩んでいた。
女の方は自分の気持ちにさえ気がついていない。
こんな2人に好んで振り回されにいく自分は物好きだと思う。
でも、そんな2人とものことが好きな俺だからこそ、2人の幸せを願う。
翔太は完全に怖気付いてしまっていてどうしようもないように思えた。
だからAにアプローチをかけたんだ。
久しぶりに彼の顔を見て欲しかった。
仕事に打ち込む翔太は美しくかっこよく、そして時に可愛いのだ。
そしてあんなに前に座っていれば翔太は確実にAの存在に気がつけるはずだった。
「涼太〜。照が呼んでるよ〜。」
翔太がそう言いながら楽屋に入ってきた。
「まじか、なんだって？」
「さぁ？来て〜って言ってたよ。」
シャワーを浴びたらしくタオルで髪を拭きながら翔太はそういう。
わかった、と言いながら隣の楽屋に入ると照が笑顔でね招きをしていた。
カバンの中から俺の好きなお菓子を取り出した。
「今朝たまたま買えちゃったから、ダテさん一緒に食べよ！」
そんなことを笑顔で言う照は、千佳ちゃんとAに課された責務を果たせていないことには気がついているのだろうか。
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おおぽす(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年12月3日 7時) (
レス) id: ede62991bc (このIDを非表示/違反報告)
kmgapsy03(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年11月17日 5時) (レス) id: 70d4c7f329 (このIDを非表示/違反報告)
tvaaasn(プロフ) - とても面白かったです！！更新待ってます！！！！！！ (2019年3月15日 1時) (レス) id: 3e53db3141 (このIDを非表示/違反報告)
__st.(プロフ) - 最近、一気に読ませていただきました。ぜひまた続きを読みたいです！ (2018年8月14日 9時) (レス) id: 9b52a255d5 (このIDを非表示/違反報告)
hikari - いつも楽しみにしています。しばらくお忙しくされてるのでしょうか？またお時間あれば更新してもらえると嬉しいです！この小説が１番大好きな作品です。これからも楽しみにしています！ (2016年7月12日 20時) (レス) id: 7f4caa4992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2016年3月2日 19時
