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傘�◆奮慇源�代） ページ15
『…。』
ア「え。…当たってるんですか」
アイクさんに真顔で見つめられる。
どうしよう、そう思ってると
「あれ？アイクまだ残ってたのか？」
ア「あ、おつかれー」
アイクさんと同じジャージを着た
男子がやってきた。
サッカー部の人かな？
「げ！雨降ってんじゃん」
ア「え、予報見てなかった？」
「見たけど、ギリ振らないと思って
傘持ってこなかったんだよ」
あー、とアイクさん。
ア「これ、使ってください。」
そう言って
自分の折り畳み傘を差し出した。
「え、折り畳みじゃん。お前はどうすんの？」
ア「自分、教室に置き傘があるんです」
「まじで！？流石だな」
さんきゅーっと言って
サッカー部の人(仮)は
アイクさんの折り畳み傘を受け取った。
そして私に
ウッス、っと小さく挨拶をして
帰って行った。
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作者名：こはる | 作成日時：2019年9月28日 21時
