【名探偵コナン】探偵の兄貴がうるさい【男主】４

百七十話 ページ25

事件が解決したといい、哀ちゃんたちが帰ってきたのは夜中。さすがにお腹すいたんだけど。


「お菓子は食べたら片付けなさい。ここにいるならそれくらいしてもらわなきゃ困るわ」

「へいへい。あ、博士。これ昴さんが博士にって」

「ん？おお！ありがとうAくん！」

「早く。Aさん」


哀ちゃんに急かされて俺は急いで片付けを始める。そういや蘭ちゃんに何て言おうかな。俺までいなくなったなんて言っちゃったら可哀想だよなぁ。


「同じように誤魔化したらいいんじゃない？工藤くんみたいに」

「へ？え？何で分かったんだ？」

「そんな顔してたのよ。適当に誤魔化す意外、今は方法はないわ」

「はぁ……だよなぁ」


兄弟揃いも揃って縮むなんて何のおとぎ話だっつーの。早く戻りてぇ。


「とりあえず明日は事務所に行くか。どうせまたこの体で長い付き合いをするんだろうし」

「それがいいわね。学んでおきなさい。子供として偽りの人生を生きるやり方をね」

「一々つっかかるような言い方するなよ！はぁ……平次にもこれは言っておいたほうがいいか」


やることが多くて頭が回らねぇよ。

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