百六十八話 ページ23
博士ん家に着いてソファに座る。何か屈辱的。ガキに戻るなんて本当にめんどくせぇ。
「問題は薬の作用がどう違うのか、ってことだけど……」
「あぁ」
「ベルモットが言うには、薬の存在を知っているのがボスとラム、ベルモットに開発した研究者。作用を知っているのはベルモットと研究者だけ、ってことよね?」
「そう」
俺何の実験体にされたんだ?ベルモットならぬ、モルモットだな!
……寒いとか言うなよ。
「ま、様子見しましょう?解毒剤があるなら何も心配いらないわ。ボスの前に出ることができたら、こっちのものよ」
「軽く言うけどさぁ……哀ちゃん」
「とにかく、これからどうするんだ?」
「ん?あ、そうだな。蘭ちゃん家に潜り込むのも申し訳ないし……博士、頼んじゃダメか?」
「ワシは構わんが」
じゃ、博士ん家にお邪魔するか。でも博士いびき酷かったような……でも蘭ちゃんに世話になれないし。
「とりあえず、兄さん。ことが終わるまでここにいてくれ。今は爆破予告もあって、ピリピリしてるしな」
「分かってるって」
「じゃあ俺は戻るよ。博士、灰原。兄さんを頼んだぞ!」
新一は手を振って探偵事務所に戻っていった。
「……俺もう24なんだけど」
「兄馬鹿ね、工藤くん」
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しげの2号(プロフ) - 雪猫さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年5月21日 22時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 凄く面白かったです!!続きが気になります!更新頑張って下さい!! (2016年5月21日 21時) (レス) id: 715f7740d5 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - 桔梗さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年5月15日 19時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - 面白いです 続き気になります 更新頑張って下さい! 応募してます! (2016年5月15日 15時) (レス) id: 89f9fd3d67 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - マッシュさん» ありがとうございます!ジンさん全く出ない……w (2016年5月9日 20時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しげの2号 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月8日 23時