二十二話 ページ24
蘭ちゃんが行っちゃった。俺頭良くねぇし、こういう時どうすりゃいいか分からねぇんだよな。だからいつも手や足が先に出て取り返しのつかないことに……はぁ。
「蘭……」
「蘭お姉さん……」
みんなが悲しみに明け暮れる。頼りだった新一がいない今、俺たちはただただ奴らに支配されたままだ。何とかしたいけど、縛られてて何もできないし。
……うん?足音が聞こえる。
「誰も歩いていないのに……」
「どうしたの?」
「足音が聞こえるんだ。微かにだけど」
「それってまさか」
「多分」
新一のやつ、戻ってこれたんだな。どんな手使ったか知らないけど、すばしっこいやつだなぁ。
するとすぐにシャム猫たちも反応した。
「見てこい」
見にいったキャットAからの反応がないらしい。絶対に新一だな。派手にやって死ぬんじゃねぇぞ〜全く。
少し経つと天井から痛々しい音。いや本当に何やってんの。ヤバくね?
「キャットB!どうした!何があった!?」
「キャットBなら屋根の上で伸びちゃってるよ。おかしいねぇ。猫は背中から落ちたりしないのに」
「コナンだ!」
「戻ってきたんですね!」
「キッドさんも一緒ね!」
ははは。歩美ちゃんも女の子だなぁ。確かにあいつかっこいいもんな。俺だって女だったら間違いなく惚れてる。
怒ったリーダーは新一を見つけ次第殺せと仲間に命令した。キャビンはガラ空き。今なら縄解いても気づかれないだろ。
「哀ちゃん」
「何?」
「これ、解ける?ナイフかなんかで」
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しげの2号(プロフ) - ゆかさん» ありがとうございます!コナンかっくいい! (2016年4月16日 13時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - しげのさん遂にコナンに!!幸せです! (2016年4月16日 11時) (レス) id: 9ba09e6139 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - なっつーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年4月16日 9時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
なっつー - 面白いです!!これからも頑張ってください!! (2016年4月16日 7時) (レス) id: 41647b8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - 巴御前さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年4月15日 20時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しげの2号 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年4月10日 19時