ハンバーガー23個 ページ24
アル「まぁ確かに最初は君からAを奪っただけで優越感を感じたいと思ったこともある。
でもやっぱり、俺はAが好き。」
イヴァン「…アルフレッド……くん…」
するとずっとイヴァンの腕にしがみついて離れなかったAがフラフラとこっちに来た。
俺の頬に手を添えて微笑んで言った。
『アル…フレッド……さん…』
アル「A……」
温かい手。
涙が止まらなくなった。
イヴァン「Aちゃん。」
イヴァンがAに近づいて頬に手を添える。
すると今まで目に光が戻った。
イヴァン「Aちゃんは返すよ。
今回は身を引いてあげる。
でも次、彼女を泣かしたら容赦しないからね。」
アル「待って!どこに行くんだい?」
イヴァン「どこって…
僕、昇格したんだぁ。」
「「え?」」
アーサーがギョッとして自分の席に行き、色々なプリントを挟んでいるファイルを取り出した。
アーサー「うわっ本当だ…!」
耀「何で知らなかったあるか。」
アーサー「経済課に届くプリントはいつも大したことねぇからあとで処分するからだよ。」
フランシス「あながち嘘じゃないね。」
イヴァン「それハンコ押してくれる?
じゃないと行けないからさ。」
アーサー「……」
アーサーは黙ったまま紙をファイルにしまった。
イヴァンは驚いてアーサーにすがった。
イヴァン「早くしてよアーサーくん!」
アーサー「お前はここに残れ。」
イヴァン「はぁ?」
アーサー「い、嫌だったらいい…
俺がこのままがいいとか思ってるわけでもなくてだな!」
……なるほど。
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しげの2号(プロフ) - れむさん» さすがですね!コメありがとうございますございます! (2015年4月10日 6時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
れむ - パーティーにまで水道管持ってきてるイヴァンさん流石です。 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 547208fa2f (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - ♪さん» エキサイトさん頼りましたw (2015年4月3日 14時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
♪ - ロシア語すげえ~! (2015年4月3日 14時) (レス) id: 5f245aeec6 (このIDを非表示/違反報告)
しげの2号(プロフ) - メーア=シュネー@ソビイズ領《小型戦艦海雪》さん» 分かりました!ありがとうございます! (2015年4月1日 19時) (レス) id: e8a6c96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しげの2号 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年2月27日 21時