【APヘタリア】すれ違いハンバーガー

ハンバーガー２２個 ページ23

菊「アルフレッドさん…」


アル「…………菊。
ルートやフェリシアーノ。
迷惑かけたね。Aは俺が何とかする。
だから会社に戻って、ね？」


ルート「……分かった。
頼んだぞ。」



三人は悲しそうに、でもどこか頼もしい顔をして帰っていった。



耀「どうするあるかジョーンズ。」


フランシス「今のAちゃんはイヴァンの腕の中から離れないよ？」


アル「イヴァンだけが悪いんじゃない。
俺はヒーローだからね！
ちゃんと解決するよ！」


アーサー「……そうか。
お前、やっぱり成長したな。」


アル「当たり前だろ！」



だって俺は誇り高き日本人の夫なんだからね！



アル「イヴァン。」


イヴァン「何？」


アル「君からAを奪ったのは悪かったよ。
でも、あの時の君はAを苦しめていた。
きっと君はそんなつもりじゃなかったんだとは思っている。
だけど俺は彼女から君が他の人と喋ることさえ禁止してきて困っているって相談をされた。」


イヴァン「え……？」


アル「その時、俺は彼女の身と友人たちの身の危険を感じたんだ。
だから、強引だけど君からAを奪った。
君がAに近づかないように、友人たちが巻き込まれないようにって。」



イヴァンは黙り込んだ。

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