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「A！」
きゃあああっと周りの生徒が悲鳴を上げて逃げまどう。内容Aは彼をにらみつけることしか出来なかった。いや、もうすくなくとも彼とは呼べないが。メキメキと肌が音を立てて筋肉質なものにと変貌してゆき、みるみる背丈も大きくなる。腕をつかむ力が遙かにまして痛み悲鳴をあげる。
「ぐああ！！」
「A！」
『！！』
蜘蛛糸が彼の瞳に直撃し、痛みでAをつかんでいた手がはなれる。スパイダースーツの奥でシャオロンは安堵した表情を浮かべる。彼女を抱きしめて後ろへと促す。
「行って」
『でも』
「大丈夫！ほら早くここ危ないから」
Aが心配そうに走り出す。その姿が見えなくなった頃に、スパイダーマンは怒気の籠もった声で目の前の巨人に話しかけた。
「何であの子を攻撃した？」
「攻撃？ちゃうわ！」
「お前っまさか──────」
「I'm going to die!!」
声が爆発的な大きさのものが窓ガラスを砕き、スパイダーマンのからだも後ろに吹っ飛ぶ。ロッカーに叩きつけられたが一瞬にして立ち上がりふってくる拳をかわす。キィィン！！とすさまじい音がみみをつんぐさぐ。
「この音きらい……うっ」
拳が頬に当たり軽く吹っ飛ぶ。体制を立て直そうと起き上がった瞬間にも蹴りが入る。そのまま頭を捕まれてロッカーに勢いよくなんの躊躇もナシに叩きつけられる。スパイダースーツの奥で彼はなんとナシに状況が掴めてきていた。おそらくこの生徒は同じクラスのロボロで、そう相談を受けてたんだAのことででも俺はAとつきあっててそれで
「協力できない。」
って言ってもうたわばっっかやろう！！でかい足が躊躇なく倒れたスパイダーマンの頭を踏みつけにする。どこからともなく足音がしてぼかっ、と何かを殴る音が聞こえた。Aだ。
「あー駄目！駄目だッ」
彼は叫び声を上げてAに襲いかからんとする。糸で足を絡みつけ横倒しに転ばせ、彼女を抱え込む。手に持っていたのは鉄の像だった。それを手から取り上げて窓に投げる。ガシャアアン！とすさまじい音を立てて、窓ガラスがきれいにわれる。Aを抱き上げる。
「落とすよ！」
『うわッ』
本当に放り出されて小さく悲鳴を上げる。が糸が体を空中で止めちゃんと地面に着地させてくれる。
その様子に安堵したようにAはほほえんだ。
────
おつきあいください
スパイダーマンすきなんです…シャオは基本的に標準語です
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り〜。 - ストーリーが毎回凄くて、短編で読みやすくて飽き性の私でもスラスラ読めました！！なぜ延びないのかとても不思議です。こんな凝った話を作るなら100大変だとは思いますが、更新頑張ってください！ (3月14日 9時) (
レス) @page27 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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