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クルーウェルも私の言いたいことを理解したのか手持ちの携帯で色々と調べ始めて数秒後、留守番をしてくれていたゴースト達が部屋からひょっこりと顔を覗かせ出迎えてくれた。


若しかすると彼等なら何かユウ達について知っているかもしれない。




「2人共お帰り〜!ショッピングは楽しめたかい?」


「随分沢山買ってきたねぇ。先生の事だから着せ替え人形にされたんじゃないかい?疲れただろう」


『出迎えありがとう。それとショッピングとやらはクルーウェルのお陰で助かったよ。それよりゴースト達、ユウとグリムが何処にいるか知らないか?』


「おや、お前さん達知らないのかい?」




首を傾げるゴースト達に私達も首を傾げた。どうやら彼等は理由を知っているらしい。




「あの2人とハーツラビュル寮の寮生が食堂のシャンデリアを壊してしまったんだよ」


「朝の事もあったし学園長が、そりゃあもうお怒りでね。皆退学だー!って言ってたけどハーツラビュル寮の子が必死に頼み込んでね」


「で、魔法石があれば直るかも知れないって学園長が言ったから、それを探しに4人でドワーフ鉱山に行ったんだよ」


「なに?ドワーフ鉱山だと?」


『どわーふ鉱山?』




そう言えばクロウリーが昼間、この世界の地図を見せてくれた時にあったような気が……。
しかし、その場所は周囲に鬱蒼とした森があった筈だ。幾ら鬼が居ない世界であろうとも子供達だけであの場所に行くには危険過ぎる。


クルーウェルの方をちらりと横目で見遣れば眉間に少し皺を寄せ、小さく「拙いな」と呟いた。
拙いという事は矢張り危険であるという事に違いないのだろう。ならば、一刻も早く向かうべきだ。




『クルーウェル、そこへ向かうには何が一番早い?』


「恐らく闇の鏡だろう。しかし、彼処には良くない噂もある……取り敢えず、学園長の所に行くのが先決だな」


『了解した。念の為、蓮も来てくれ』




足元に居る蓮に告げれば、こくりと頷いてくれた。もし、何か危険な目に合うような事があれば、ユウ達だけでも狐ノ篝火(キツネノカガリビ)で学園に飛ばせば難は逃れる筈。


一先ず私達は急ぎ足でクロウリーの居る、学園長室へと向かった。

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ゆり - ありがとうございます!これからもがんばってください!! (2020年8月20日 10時) (レス) id: ea414cb9ae (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - ゆりさん» ごめんなさい、書き方が拙くて上手く説明出来ていませんでしたね……; コメ欄で説明するには少し文字数が足りないので本編の方に解説載せます!そして嬉しいコメントありがとうございます、これからも頑張ります^^ (2020年8月20日 0時) (レス) id: b77228759e (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 13ででてきたどうして作り話になるのか分からないので解説教えてください!いつも楽しみにしています!がんばってください! (2020年8月19日 22時) (レス) id: ea414cb9ae (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - ひめスカーレットさん» 此方こそコメント本当にありがとうございます、迚も嬉しいです。低評価に関しましては矢張り、自身の力不足だと思いますので精進します^^ (2020年8月1日 18時) (レス) id: b77228759e (このIDを非表示/違反報告)
ひめスカーレット(プロフ) - 神作品ありがとうございます。低評価する人達は何考えているのでしょうこんなにいい作品なのに (2020年8月1日 12時) (レス) id: b3971a6534 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒龍 | 作成日時:2020年3月28日 9時

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