彼岸ノ華ハ異世界ヘ【鬼滅の刃】【ツイステッドワンダーランド】

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｢さあ。ゴーストに変身した私を退治するのです。遠慮なく攻撃してください。大丈夫、怒ったりしません。私、優しいので｣




ゴースト退治を再現しろと言った本人が攻撃されて怒るのは、そりゃあ違うだろとクロウリーを除く三人と一匹は思ったが、一刻も早く終わらせる為にその言葉は呑み込んだ




｢仕方ねーな……付き合ってやるから、後でちゃんとツナ缶よこすんだゾ！｣


｢では、始めますよ！｣


｢よし、オマエ！アイツの場所を、
しっかりオレ様に教えるんだゾ！｣




グリムの火に当たる危険も考え、私達は少し離れた所まで移動する




｢グリム！左！｣


｢左だな、わかったゾ！くらえー！｣




グリムの吹き出した青い炎は見事に背後左側から出てきたクロウリーに当たった
中々センスがあるようだ




｢あちちちち！！……やりますね。では、もう少し難易度を上げるとしましょう｣




そう言うや否や、クロウリーの動きが格段に上がり、頭上をクルクルとすばしっこい速さで逃げ回る




｢ふな゛っ！？メチャクチャすばしっこくなりやがったゾ！？｣


｢さあ、私の動きを捉えることができますか？｣


｢フン、やってやるゾ！グリム様にかかれば簡単なんだゾ！｣


｢えっと、右？え、あ、左？？ああ、もうっ！動き回り過ぎです！｣


『ユウ、落ち着け。相手は瞬間移動をしているわけじゃない、唯の少し早い移動だ。よく観察し考えてみろ。そうすれば必ず道は開ける』




クロウリーの動きによって段々と苛立ちを隠しきれていないユウの肩に手を置き助言してやれば、一度深く深呼吸をしてゆっくりと目を開く




確実にユウの纏う雰囲気が変わった




｢グリム！後ろの次に右！｣




その指示通りにグリムが攻撃すれば、外れていた攻撃が見事に当たる




｢さあ、この数を一度に退けられますか！？｣


｢周囲全てに攻撃！｣


｢ふな゛な゛な゛な゛〜っ！！｣




集団で襲いかかるゴースト達に最大火力で周囲一体を攻撃すれば、クロウリーを除く全てのゴーストが消え去った




｢おお、これは驚きました……｣


『ユウ、グリムよくやった。凄かったぞ』


｢〜〜っ、はい！！｣


｢はあ、はあ……全部やっつけたゾ……おいオマエ！オレ様使いが荒いゾ！もっと優しく扱え〜！｣




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【学園コソコソ噂話】

実はユウ君がこの世界に来る前、鬼滅の漫画を読破していたらしいですよ？
そして激推しはAと鱗滝さんだったそうです

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