元帝光中の裏切られ美少女は烏野に行く2

68話 ページ23

黒子

赤司｢君は選手としてもマネージャーとしてももう用済みなんだよ。わかるかい？｣

『くっ.......』


Aは用済みなんかじゃない


Aはすごいマネージャーなんだ


悲しいことがあっても無理矢理笑顔を作って笑う。


ほかの人たちのことを励まそうとする........




Aは他の人達が思ってるよりもすごく........すごく弱いんだ...


触っただけで壊れてしまいそうなくらい繊細なんだ....


赤司くんはわかってませんね( ¯−¯ )ふんっ



赤司｢だから俺のとこに嫁いで来いと言っているんだ｣

『嫌に決まってんだろ！』

赤司｢.......まぁいい。時間の問題だろう...｣



赤司くんはそれだけ言って行ってしまった



何故嫁ぐ話になったんでしょうか........

僕には意味がわかりません




青峰｢時間つぶしにはなったぜ｣




そう言って青峰くんも行ってしまった



するとAは苦しそうに息をし何かをブツブツ呟いてる



黒子｢A！｣

日向｢A大丈夫か!?｣

月島｢ちょっと！足の腫れやばいよ！｣

山口｢それに顔も赤い！｣

武田｢ちょっと皆さん下がっててください｣



と言って先生が私Aのおでこを触る。




『...........』

武田｢...熱がありますね。それに足はまた折れたんでしょう｣

『ボー.........』

武田｢Aさん病院に行きましょう立てますか？｣

『ボー.....』

武田｢Aさん？｣

黒子｢多分もう意識が朦朧としてるんだと思います｣

武田｢え？｣

黒子｢A熱出すとボーっとするんですよ。
それにプラスショックなことが大きくて頭が回らないんですよ｣


『ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』


全｢!!?｣


『ねぇ、テツ.......私は...私は力不足なの？.....私じゃ彼らの目を覚ますことも出来ないの.....？ねぇ.......』



そんなこと言わないでください.......



あなたは十分色んなことを僕達にしてくれました。



あなたがいたからこそ僕がいる.....



今度は僕の番です。



黒子｢.....そんなことないですよ。Aは充分やりましたよ。あとは僕に任せてください｣

『............うん...』


と言ってAの意識は途切れた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

武田｢黒子くん、着いてきてもらってありがとうございます｣

黒子｢いえいえ、僕もAのことが心配だったので｣

武田｢Aさんはしばらく入院することになりました｣

黒子｢そうですか...｣

武田｢あっ、でも普通の風邪らしいですから大丈夫ですよ！｣

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