34話 ページ36
夢主
「ほら、君も手網を握って」
『あっ、はい』
「よし。いいよ、ヴォーパル」
すると馬が立ち上がった。
『おぉ.....!』
ものすごく高い!興奮して語彙力ないけどとにかくすごい!
ユウにも見せてあげたかったな。
『凄い!凄い凄い!』
「君、子供みたいにはしゃぐんだね」
『子供ですから!』
「胸張って言うことじゃないと思うけど.....」
『馬に乗ってるとまるで白馬に乗った王子様になった気分だよ』
「君は王子じゃないし、ヴォーパルは白馬じゃないね」
『もう少し夢見させて』( ´ཫ` )
「少し歩かせようか」
そう言って手網を優しく引っ張る赤髪男。
『ねぇねぇ、君の名前はなんて言うの?』
リドル「僕はリドル・ローズハート。
言っておくけど、君より1つ年上だからね」
『え、あ、そうなんだ!じゃぁ、リドル先輩って呼ばなきゃだね。リドル先輩リドル先輩リドル先輩』
「しつこいよ」
『すみません。』
リドル「わざとでしょ」
『ちがいまーす』
そういえば...
『私、用事終わったから寮に戻らなきゃだった!』
リドル「寮?君はどこの寮に入ったんだい?」
『んー、寮っていうか、この学園の離れにあるオンボロ寮で寝泊まりさせてもらってるんですよ』
リドル「へぇ.....噂ではもう一人の男子生徒とあの喋る狸も以前まで図書館で見かけたとは聞いたけど」
『ああ、いますよ。仲良く共同生活してます!』
リドル「ある意味賑やかだね......」
「問題だけは起こさないようにね」と馬を止め、私に手をさし伸ばす。
『(も、もしかしてエスコート!?)』
リドル先輩の手を掴んで馬から降りる。
『ありがとう。楽しかったよ』
馬の鼻筋を撫でるとひと鳴きして、目を細めた
リドル「君、ヴォーパルに懐かれたみたいだね」
『え、めっちゃ嬉しいわ』
リドル「君のそのポニーテールに仲間意識を持ったんじゃないかな?」
『おっ、私のポニーテールを気に入るなんてヴォーパルは見る目があるねぇ〜』
リドル「.....何それ」
するとリドル先輩は笑った。
リドル「君って変な子だよね」
『いやいや、私より変なやついますよ!』
と、その時、
「危ない!」
切羽詰まった声が聞こえたと同時にあ、リドル先輩の目の前にフリスビーのような円盤が迫っていた。
『よっ、と』
リドル「!?」
リドル先輩の顔に当たるスレスレのところで私はサイコキネシスで止めた。
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イチゴまんじゅう - この作品と同じような作品を見たことがあるのですが…もしかして、パクリですか…?それならいますぐやめた方がいいよ………………………………………………………………バレテルカラネ (2022年4月12日 21時) (レス) id: 4f85a5269a (このIDを非表示/違反報告)
むふ - あぁ、それと。私のコメントを見て不快に思ったのなら、私のコメントを消してもらっても構わないです。 (2021年10月15日 17時) (レス) @page2 id: 931356de7e (このIDを非表示/違反報告)
むふ - ただですね。悪役だけを。を読んでいるこちら側としてはちょっと不快に思うことがあるんですよね。てゆうか、無意識に同じと言っても似すぎていませんか?ストーリーの構成が。一回あっち側(悪役だけを。)の作者様に確認とるとかしたらどうです? (2021年10月15日 17時) (レス) @page2 id: 931356de7e (このIDを非表示/違反報告)
むふ - こんばんは。この作品、悪役だけを。という作品を真似していらっしゃるのですか?貴方にその気がなくても、真似されている作者様の気持ちを考えたことがありますか?別に、貴方が悪いと言っているわけではないんです。 (2021年10月15日 17時) (レス) @page2 id: 931356de7e (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - 名無しさん» まじですか!?多分他の作品も読んだことがあるので無意識に同じふうに書いてしまったのかもしれません...けして真似した訳ではないです!m(*_ _)m (2020年5月30日 16時) (レス) id: 17a47f7bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪見だいふく | 作成日時:2020年4月27日 16時