Strawberry spy 【苺のスパイ団】

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Aside


『おいさとみ』


バァン


と勢いよくドアを開ける


今私は物凄く不機嫌なんでね


さ「ん〜？」


こっちの気持ちも知らずに気持ちよさそうに寝やがって


『早く起きろよ』


さ「…なんか機嫌悪い？」


当たり前だろ


今だったら人殺せると思う


さ「ん、じゃあ起きる」


そう言ってゆっくり起き上がるさとみ


…なんかさぁ…


『さとみくん、なんか背伸びた？』


さ「ん〜、Aが縮んだんじゃね」


『うっわ…お前嫌い』


私が身長コンプレックスなの知ってて言ってるんだから


ほんと性格悪いわ


さ「ん〜眠い〜」


そう言って私に後ろから抱きついてくる


いわゆるバックハグ状態


『さとみくん、離して』


さ「やだ」


は、はぁ！？


私が不機嫌なの知ってて言ってる？


死にたがりかよ


さ「ん〜…A全然照れてくんない」


いや、照れる要素どこにあんのさ


別になんとも思わないけど


さ「ねぇねぇ」


『ふぇ！？///』


さとみくんが耳元で喋ってくるから変な声出たんだけど


さ「えっ何今の反応…可愛い」


『ふざけんなまじ殺すかんな』


そしてまたナイフを取り出す


そうするとしぶしぶ離れてくれる


このナイフ1日2回使うなんてなかなかないかんね


『早く降りてご飯食べてて』


さ「はぁ〜い」


めっちゃくちゃ時間食った


この後ころちゃんを起こすのもなかなかめんどくさいんだよね〜


なんて考えながらころちゃんの部屋の前に着いた

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