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知らないフリNo.2 ページ3

Aside


…コンビニでも行ってくるか


私はいじっていたスマホから顔をあげる


時間は夜の九時


ちょっとアイスでも食べたいなと思いながらちょっとした上着を着る


夏で夜はちょっとひんやりとしてるからね


さとちゃんが買ってくれたお気に入りのジャンバー


見る度に笑みがこぼれる


その愛しの彼はというと今パソコンに向き合ってお仕事をしています


邪魔しちゃったら悪いかなー…?


と思って私はこっそり家を出ていくことにした


出ていくって言ってもコンビニ行ってくるだけだけどw


『…行ってきます』


小声でぽつりと呟いて玄関のドアを閉めた





『なんのアイス食べよっかな〜』


もちろんさとちゃんの分のも買うのだが


さとちゃんの分は迷う必要が無いのだ


さとちゃんはいつも決まってイチゴ味のソフトクリームを食べている


だからさとちゃんはそれでw


で、私なんだけど…


んー?どーしよっかな…


こんだけあると迷うなぁww


?「あれ?A?」


突然呼ばれた名前と聞きなれないその声に私は振り返った


『…?』


?「俺だよ俺w直樹だよw」


『…あ!あぁ!直樹!?久しぶり!?いつぶり!?』


直樹「んー?どーだろ、高校以来じゃね?」


直樹は私の幼なじみ


元々親同士が仲良くて生まれた時からずーっと一緒だったっていうw


ちっちゃい頃からずっと一緒でクラスは…まぁ、ちょくちょく離れたけど


家が近いこともあって毎日のように遊んでたし


でも最近会えてなかったんだよね…


彼氏もいるし簡単に男の人と約束してあっちゃいけないような気がするって言うか


LI〇Eも送りづらくて…


直樹は私に彼氏がいるの知ってるんだけどね


直樹「で?何してたの?」


『んー?私はアイスを買いに…』


直樹「あぁwお前昔からそういうの選ぶ時間かかるんだもんなw

変わってねぇなw」


なんてたわいもない会話をする


『私会計してくるから外で話さない?』


直樹「おう」


さすがに店内でずっと立ち話ってのは気が引けるし…


『直樹彼女作んないの?』


直樹「作れたら今ここにいねぇよw」


『まーそっかw』


直樹「お前は1人でどうした?彼氏は?」


『彼氏は今お仕事ちゅーw』


直樹「そっか」


続く

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azusa(プロフ) - 優@青い彗星さん» ありがとうございます!こう言って頂けて嬉しいです!頑張りますね! (2019年8月25日 9時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
優@青い彗星 - さとみくんのヤンデレ感がすごくイメージできてとてもいい小説だと思います!応援してます!頑張ってください(^-^)/ (2019年8月25日 4時) (レス) id: 54313a5dac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:azusa | 作成日時:2019年8月21日 22時

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