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バッドエンドNo.1※グロいかもです ページ18

知らないフリNo.15の続きからだと思ってください


※かなり残酷な表現入ります





Aside


さ「なに?震えちゃってwかーわい」


そう言いながら近づいてくる彼


でもその目は笑ってなくて


私は彼がただただ恐怖でしか無かった


愛なんて感情はとっくに消えていた


消えていた…と言うよりは


恐怖に上書きされた


今までの生活も思い出もさとちゃんと少した何もかもが


全て、消えてなくなればいいのに


私はさとちゃんに近づいた


『ねぇ、さとちゃん』


さ「ん?」


そうしてさとちゃんを上目遣いで見つめたあと


口の端を少しだけ上げて


『ごめんね』


と一言


私は油断した彼からナイフ奪って彼の胸元を深く刺した


何度も何度も同じところを


もうとっくに息なんかしてないのに


直樹と同じ殺され方で…いや、でももっと残酷な死に方で


私は“元”彼を見つめた


『直樹が殺された瞬間からなかったのかも…愛、なんて』


私はさとちゃんが大好きだった


でもさとちゃんは


私を愛してた


私は知りながらも知らないフリをしていた


直樹を殺したのがさとちゃんなのも


私のスマホにGPSが着いているのも


今回さとちゃんが同窓会をした居酒屋にいたのも


全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部


知ってたよ


だけどね、信じたくなかったの


さとちゃんの愛の重さは私には重すぎたの


次は私なんかじゃなくてもっと素敵でもっと愛し合えて


愛の重さが同じ人と出会ってね


私は冷たくなり始めた動かない体に寄って座った


整った顔に鮮やかな赤が輝いて


キュッと閉じた口と目は夢のように美しかった





バッドエンドNo.1〜愛の重さ〜

バッドエンドNo.2※グロいかもです→←ハッピーエンド(?)



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azusa(プロフ) - 優@青い彗星さん» ありがとうございます!こう言って頂けて嬉しいです!頑張りますね! (2019年8月25日 9時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
優@青い彗星 - さとみくんのヤンデレ感がすごくイメージできてとてもいい小説だと思います!応援してます!頑張ってください(^-^)/ (2019年8月25日 4時) (レス) id: 54313a5dac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:azusa | 作成日時:2019年8月21日 22時

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