な組の女子メンバー

時には立ち止まることも大切らしいよ ページ22

Aside


あの後ちゃんとご飯を食べてくれたなーくんを寝かしつけて←言い方よ


今はなーくん以外の5人でリビングにいます


みんな黙ってゲームしたりしてる


る「さっきのって…何があったんですか？」


さ「おいるぅと、今聞くことじゃないだろ」


『別に、気にしてないからいいよ』


ほんとに気にしてはいない


私の行動は正しかったと思うし後悔はしてないから


『みんなも気になるだろうしみんなに話すから集まってくれる？』


そういうと私の周りにすぐ集まってくるみんな


『なーくんが今日部屋にこもってずっと仕事してたの』


こ「してたね」


る「でもそれはいつもの事じゃありません？」


『うん、そうだね』


私はゆっくりと話した


みんなを私の話に引き込むような話し方で


『でね、今日なーくんが夜ご飯の時間に降りてこないから呼びに行ったんだよね』


ジ「行ってたな」


り「うんうん」


珍しく莉犬くんがジェルくんに同意してる…←


『そしたらものすごく疲れた顔してるなーくんが居てさ』


『なにやってんのこの人、って思ったよ』


みんなは急に黙ってしまった


『仲間がいるのに1人で抱えてて、そんなに私たちって頼りないのかな？って思って』


『そしたら何も出来ない自分への怒りと悔しさが抑えきれなくなって…』


『こう考えると…ただの八つ当たりだったのかもね』


ほんとにそうだ


確かになーくんもなーくんだけど


頼りになるように努力してなかった私が確実に悪い


…八つ当たり、か


今まで八つ当たりをする相手なんていなかったから


わかんないな


さ「…Aは後悔してない？」


『うん、私が言ったからなーくんはちゃんと休んでるし』


『それでなーくんが元気になるなら…』


り「…無理しちゃダメだよ？」


『無理することなんてないよ、大丈夫』


る「大丈夫じゃない人ほど大丈夫って言うんですよ？」


『…大丈夫だから』


ジ「ほんまに？」


『うん』


私が頑張んなきゃ


私が…


こ「お前も結局なーくんと一緒じゃん？」


『え…』


ころんくんの真剣な声が静かなリビングに響いた

結局一緒→←気まづいなんて感情もいつしか無くなっていた

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