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なんでもやりすぎは良くない ページ20

Aside

『何やってるのなーくん!』


気付いた時には私は思いっきり叫んでいた


な「何って…仕事だけど?」


なーくんはぽかんとした顔で言った


『知ってる、そんなことは分かってるよ!』


『なーくんはいま、自分がどんな姿してるか分かってる!?』


私はなーくんの肩を掴んで言った


なーくんの肩は肉なんてないような


まるで骨のようなぐらい痩せていた


な「どんな姿って…」


『物凄く疲れた顔してる…っ』


そう言うとなーくんはさらに驚いたような顔をした


『そんなに疲れるまで一人でやる必要ないじゃん!』


『他にもメンバーがいるじゃん!』


な「そ、そうだけど…」


『何?そんなに頼りない!?』


な「…」


なーくんは黙ってしまった


『…そんな』


『そんな、メンバーも頼りなくて倒れそうになるぐらい疲れる仕事なら…』


『今すぐやめちまえ!』


そう言って私はなーくんの肩を離した


その瞬間ふらつくなーくんの体が


なーくんの疲れを語っていた


なーくんはまだ何が起こったのか理解できないのか驚いたような顔で黙っている


ドタドタドタドタ


今の私の大声で何かあったのだと察したのであろうメンバーが階段を駆け上がってきた


さ「なにがあったの!?」


り「A…?どうしたの?」


な「…なんでもな」


『なんでもなくないでしょ?なーくん』


私はいつもより低い声で言った


な「…」


こ「なーくん…」


る+ジ「…」


『大丈夫、私がちょっと取り乱しちゃっただけだから』


る「そう…ならいいんだけど…?」


『うん、大丈夫だよ。ごめんね心配かけて』


みんなは心配したような目で私となーくんを見ている


なーくんは黙ったままだった


『とりあえずなーくんはご飯食べて寝ること』


な「でも仕事…」


『仕事なら私にもできる、これ以上やるって言うならパソコン没収する』


私のなーくんに対しての反抗的な反応にメンバーは驚いたようなような顔をしていた


な「…わかった」


なーくんはそう言ってふらふらしながらリビングへ向かって行った

気まづいなんて感情もいつしか無くなっていた→←おかえりが言えることは幸せなこと



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azusa(プロフ) - 運子さん» 作者もみんなから愛される人になりたいです…wこれからも頑張りますね! (2019年7月30日 8時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - みんなから、愛されてるっていいなぁ。面白かったです!これからもがんばってください!(。・・。) (2019年7月30日 3時) (レス) id: 794c83e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し14588号(プロフ) - 彗星の羽衣さん» どストライク!?めちゃくちゃ嬉しいです!多分今私顔にやけてます…w (2019年5月20日 7時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
彗星の羽衣(プロフ) - なんだこれ...なんだこれ!?私のドストライクです!これからも更新を楽しみに待っています(о´∀`о) (2019年5月20日 2時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
名無し14588号(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年5月18日 10時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:azusa | 作成日時:2019年4月27日 16時

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