あいつのことなんか好きじゃない！【合作】【桃】【stpr】

続き ページ28

Aside


『ぐ…かはっ…』


私も運動神経はそこそこ優れているとはいえ


武器を持った相手に勝てるわけがない


私はこいつらに殴られるがまま


…なわけなんだけど


私の都合のいいように言うとこれは全部わざと


だってどうせ勝てないんだったらさ


演技でもなんでもいいからやられるだけやられて


それを“録音”しとけばいいじゃん？


なんで録音レコーダー持ってんのかは…察してくれ


小説のちかr(((殴


それにしても鉄パイプはかなり痛いなぁ…


あっちも怖気付いてそこまで本気でやってないけど


ていうか私なんでこんなことされてんの？


『ぐ…ねぇなんでこんなことしてんの？』


女1「自分で気づいてないのぉ？www」


女2「かわいそうな子ww」


そう言ってくすくすと笑ってから私にもう1発


いてぇよ←


女3「いいわwもう二度としないように教えてあげるw」


女4「あなた、さとみくんと近づきすぎなのよ」


…あぁ、そんな理由


てか幼なじみだし


というかなんでお前らにキメラなきゃなんねぇんだよ


女5「あんた達のこと応援してる子ばかりじゃないのよっ！」


『…それをお前らに決められる筋合いは無いと思うんだけど？』


女1「っ…う、うるさいっ！」


そう言って乱暴に鉄パイプを振り回す


いや、あぶなっ


今のはさすがに当たったらやばいから避けたけどさ


殺意やばw


ま、録音してるし


こいつらが満足するの待つか…


〜


ころんside


こ「いない…」


学校中どこを探し回ってもAがいない


一体どこにいんだよ…


今日あるはずの委員会にも出てなかったみたいだし…


ちょっと…いや、かなり心配


てか、さとみくんもいねぇし…


どいつもこいつもほんとどこいったんだよ！


男「あっころん」


こ「ん？なに？」


男「なんかさ…あの、さとみのファンクラブの女子たちがさ…

蒼井いじめようとしてるって噂を聞いたんだけど…」


僕はその瞬間走り出した


なんでもっと早く気づけなかったんだろ


僕のばかっ…


7月11日 azusa

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