全てを否定された私は…【stpr】

隣の人と仲良くなろうtime☆ ページ7

ころんside


全員の自己紹介が終わったあと突然先生が言い出した


《隣の人と仲良くなろうtime》


なにその名前wwwダサすぎでしょw


「だっさ〜w」


「いや、ネーミングセンスwww」


ほらwみんなも言ってんじゃんw


こ「…」


それにしてもなんで女と仲良くなんなきゃいけねぇんだよ…


女なんてキャーキャー言ってるだけのめんどくさいやつ


僕の大嫌いなもの


『あ…あの…』


おそるおそる話しかけてきた蒼井…さん？多分ね


こ「…なに」


僕が少しキツめにそう言うと


『:(´◦ㅂ◦`):』


わかりやすく怖がる蒼井さん


ほんと、これだから女は嫌い


てか他の人達は…どうなんだろ？


僕は周りの様子を少し見てみる


ふ〜ん、意外とみんなちゃんとしてる…w


ま、僕はみんなと違うから


みんなと同じにするつもりは無いけどね


僕は蒼井さんに視線を戻す


そしたら蒼井さんと視線があってしまった


あ、やべ


これ気まづいやつ


『…か、顔になにかつ、ついてま…す？:(´◦ω◦｀):』


これでもかと言うぐらい震えて言うこいつ


挙動不審すぎだろw


こ「いや…別に」


そう言ってぷいっと横を向く


何なのこいつ


ほかの女みたいにキャーキャー言わねぇの？


こいつが僕をちらりと見た時


また目が合った


『あ…』


気まづそうに目をそらそうとするこいつ


何なの…


こ「おまえさぁ…」


軽く溜息をつきながらそう言う


『な、ななななななんでしょうっ！(´；ω；｀)』


震えすぎて言葉になってないし


こ「ほんとに僕たちに興味ないの？」


『…へ？』


僕はただ気になったことを聞いただけだった


なのに『何こいつ』みたいな顔で見てくんの


頭にはてなうかべてね


こ「…なんかわかってないような顔してるね」


そう言うとこくんと頷くこいつ


少し可愛いなー…なんて思ったり


こ「ならいーか、自己紹介でも言ったけど僕はころん！よろしく！」


そして蒼井さんの手を振り回す


こ「さっきキャーキャー言ってなかったからちょっと気になってて〜」


そう言うと少し納得したような顔になる蒼井さん


それからちょっとだけ微笑んで


『よろしく』


って言ってクールに返された


こ「なんかクールw」


なんて会話をしながら仲を深めていった


今まであったことないようなタイプの女で


ちょっと…好みだったり…？

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