全てを否定された私は…【stpr】

隣の人と仲良くなろうtime☆ ページ6

Aside


全員の自己紹介が終わり突如先生が提案した


《隣の人と仲良くなろうtime》


なにその名前…ださっw


って思ってたのはみんなも同じだったようで


「だっさ〜w」


「いや、ネーミングセンスwww」


などと言う声が聞こえてくる


よかった…私もみんなと同じになれてる…


こ「…」


…それにしても私の隣の人さっきの明るい自己紹介はなんだったのってくらい


不機嫌で怖いんですが


さっきからずーっとむすっとしてます


『あ…あの…』


こ「…なに」


『:(´◦ㅂ◦`):』


いや、無理怖い


この人と仲良くなるの！？


無理でしょ！


てか他の人達は…上手くやってるのかな？


私はちらりと他の人たちのやり取りを見る


え…意外とみんなちゃんとしてて…


どうしよ:(´◦ω◦｀):


やっぱ“普通”はちゃんと仲良くするんだよね…


私はおそるおそる視線をお隣さんに戻す


そしたら私をじーっと見つめている青野さんがいた


『…か、顔になにかつ、ついてま…す？:(´◦ω◦｀):』


あぁ、やらかした


完璧に挙動不審だったよね


こ「いや…別に」


そう言ってぷいっと横を向いてしまう


ほんと、この人のことはわからない


もしかしたら私より不思議な人なんじゃないかな？


私はちらりと青野さんをみる


その時にふと目が合ってしまった


『あ…』


きまづい…ものすごくきまづい…！


こ「おまえさぁ…」


軽く溜息をつきながらそう言い出す青野さん


『な、ななななななんでしょうっ！(´；ω；｀)』


こ「ほんとに僕たちに興味ないの？」


『…へ？』


こ、この人なんの話してるの…


なに！？厨二病！？


私の知らない世界の話をしてるの！？←


こ「…なんかわかってないような顔してるね」


そひゃわかりませんよ厨二病の気持ちは( ˙-˙ )


こ「ならいーか、自己紹介でも言ったけど僕はころん！よろしく！」


そう言って私の手をぶんぶんと振り回す青野さん


…さっきとの変わりようよ…


こ「さっきキャーキャー言ってなかったからちょっと気になってて〜」


…なるほど？


理解した


このクラスの人気者三銃士に対してキャーキャー言ってなかったからか


納得


まぁ、ここは普通らしく


ちょっとだけ微笑んで


『よろしく』


って言ってみた


こ「なんかクールw」


なんて会話を普通らしく楽しみながら

隣の人と仲良くなろうtime☆→←普通な自己紹介って？

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